日本語入力ならATOK
ボクはもう何年もATOKユーザーです。
ATOKというのは日本語入力システムのことで、WindowsやMacなどのパソコンを買ってきたら、最初から日本語を入力できるのは、日本語入力システムが入っているからです。
WindowsにはMS-IME、Macには、ことえり、という日本語入力システムが入っていますが、伝統的にこれらはあまり使い勝手が良いとは言えません。
ひらがなを入力して漢字変換してみたら、思った通りにならないという経験をした人も多いと思います。
そこで、パソコンでは、日本語入力システムを他社のものに置き換えることが可能になっています。
最近ではAndroid機でも同様のことができます。
残念ながら、今のところ、iPhoneやiPadなどでは日本語入力システムを変更することはできません。
昔から、いろんな会社が日本語入力システムを開発していましたが、どんどん淘汰されていき、今では有名なものはジャストシステム社のATOK(エイトック)が残っている程度です。
しかし、このATOK、さすがに長い年月を勝ち抜いて生き残ってきただけあって、今でも非常に評価が高いです。
パソコンに最初から日本語入力システムが入っているにも関わらず、わざわざ有料で購入するのは、その評価の高さのためです。
長年の日本語研究の成果が反映されており、例えば前後の文脈を解析して最適な漢字を選んでくれます。
字を書く。
絵を描く。
頭を掻く。
↑こんなのは朝飯前です。
「えをかく」で変換すると、
draw a picture
こんなのも出てきました。
携帯電話では当たり前の予測変換もできます。p>
例えば「にん」だけ入力すると「にん」で始まる語句がずらりと表示されます。p>
ATOK Syncなんて機能もあって、複数のパソコンやスマートフォンなどで日本語変換の学習の結果を同期してくれます。
他にも誤り指摘機能や、辞書機能など、とにかく機能満載です。
ボクのようなブロガーや作家の多くがATOKを使っているのには理由があるわけです。