現状では食指が動かない無接点充電
Qi(チー)って知ってますか?
無接点充電の共通規格です。
Qiという規格に対応していればメーカーが異なっても共通で使うことができます。
無接点充電とは要するにケーブルを挿さなくても置くだけで充電できる仕組みのことです。
例えば、iPhoneにQi対応のケースをかぶせておけば、Qi対応の充電器に置けば充電できます。
「置くだけで充電できる。便利だ!」
最初はこう思いました。
でもよく考えたら、こういう言い方もできます。
「わざわざ置かなければ充電できない。」
自分のiPhoneの自宅での使い方をよく考えてみました。
iPhoneを使うときはたいてい手に持って使います。
なので、ケーブルをつないでおけば、手に持ったまま、つまりiPhoneを使いながら同時に充電できます。
また就寝時も、ベッドの脇にケーブルをセットしています。
こうやってiPhoneにベッド脇のケーブルを挿しておけば、寝転がってiPhoneで読書することができますす、知らない間に眠ってしまっていても、目覚めたら充電が終わっています。
Qiだと、ケーブルを挿す必要がない代わりに、正確にQiの台の上に載せておく必要があります。
なので、手に持ったまま充電はできませんし、睡眠時も使えません。
「置くだけで充電できる」のではなく、「置かなければ充電できない」と考えたほうが自分の生活には当てはまります。
ケーブルの方は、「わざわざ挿さないといけない」のではなく、「挿すだけで充電できるので自由に動かせる」という考え方です。
なので、今のところQiはボクにはメリットよりもデメリットのほうが大きいです。
例えば部屋の空間全体が充電エリアになっていて、iPhoneを部屋に持ち込んだ瞬間に自動的に充電が始まる、といった画期的なシステムが開発されれば食指が動くでしょうね。
でも、そんな大それたシステム開発に力を入れるなら太陽光発電に力を入れたほうが汎用性がありそうです。
ボクは自宅のインターネットはWiMAXで無線化しましたし、iPhoneで音楽などを聞くのもBluetoothイヤフォンです。
他の機器も断捨離しています。
どんどんケーブルを減らしています。
はたして充電の無線化はいつか実現するんでしょうか。
今回の記事は、このニュースを見て思ったんですよ。
↓
USBケーブル不要な中国製Qi内蔵モバイルバッテリーが登場 - 週アスPLUS
Qi対応のモバイルバッテリーって、わざわざバッテリーとスマホをピタリとくっつけなければならないので、電車の中などで充電しながらスマホを使うにはとても不便だなあ、と。
ケーブルで繋いだほうがずっと便利ですね。
逆にバッテリーそのものを充電するときなんかはQiは便利だと思います。
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