シェアは相対的な数値
みなさん、こんにちは!
WindowsXPは2001年に登場してから多くのパソコンで使われてきましたが、ついに2014年の4月でサポートが終了します。
もうすぐですね。
ところで、こんなニュースが。
Windows XPのシェア、1月に続き2月も微増 | スラッシュドット・ジャパン
2014年2月のWindowsXPのシェアが上昇しているわけです。
Windows XPのシェアは1月から0.23ポイント増の29.53%。
Windows 8.1は0.36ポイント増の4.3%。
Windows 7は0.15ポイント減の47.31%。
Windows Vistaは0.2ポイント減の3.1%。
このニュースを見て、
「え?WindowsXPがもうすぐ終了するのに、また売上が増加してるの?」
「手に入らなくなるから、駆け込みで買ってる人がいるのかな?」
と思った人、いませんか?
そう考えるのは間違いです。
シェアというのは相対的な数値です。
例えば、Aが4個、Bが4個なら、Aのシェアは50%ですよね。
その後、Aが3個、Bが1個になると、Aのシェアは75%になります。
Aの数は減っているのにシェアは増えているわけです。
ボクがいつも言っているように、相対的な数値と絶対的な数値を混同してしまうと、
シェアが増加→数が増加
と思い込んでしまうわけです。
上記のニュースでは全体の個数や売上高は掲載されていないので、どちらとも断定できません。
わかるのは、あくまでのシェアの話です。
シェアの増減のニュースを見るだけで、売上高や個数の増減を断定するのは間違いというわけです。
でも、世の中、相対値と絶対値を混同する人、めちゃくちゃ多いんですよ〜。