Android
Androidと言うOSはGoogleが作っているわけですが、iPhoneのiOSと違って、Googleがいっせいに配布するわけではありません。
iPhoneは、Appleと言うひとつの会社が作っていて、iOSもAppleが作っているため、ひとつの会社のスマートフォンのOSをひとつの会社が作っている構図です。
完全に自社製品です。
一方、Androidは、スマートフォン本体は、世界中の数多くの会社が作っています。
仕様もバラバラです。
恐らく、何千種類か存在するでしょう。
そして、Androidと言うOSは、各機種ごとの特性に合わせてカスタマイズされ、リリースされるのです。
なので、同じ世代のAndroidであっても、例えば、ソニーのスマートフォンのAndroidと、シャープのスマートフォンのAndroidとは、仕様が異なります。
Android 13
iOSもAndroidも、毎年のように新バージョンが発表されます。
今年のiOSはバージョン16。
今年のAndroidはバージョン13。
ボクが現在使っているスマートフォンは、iPhone 12 Pro MaxとソニーのXperia 10 III。
iPhone 12 Pro MaxはSIMフリーモデル。
Xperia 10 IIIは楽天モバイル。
iPhone 12 Pro Maxの登場は2020年で、当初のiOSはバージョン14でした。
Xperia 10 IIIの登場は2021年で、当初のAndroidはバージョン11でした。
現在のボクのiPhone 12 Pro Maxには、iOS16が入っており、Xperia 10 IIIには、Android 12が入っています。
実はすでに、Android 13が発表済みであり、あとは各機種に対応するのを待つばかり。
ところが。
このたび楽天モバイルから発表された、Android 13対応機種がこちら。
残念ながら、ボクのXperia 10 IIIは見捨てられました。
去年のスマートフォンが早くも見捨てられたのです。
ちなみに、iOS 16の対応機種は、ここに書かれています。
何と、2017年モデルであるiPhone 8にも対応しています。
iPhoneは概ね、5年間くらいはiOSのアップデートに対応するようです。
ここがiPhoneとAndroid機の大きな違いです。
さっき書いたように、Androidと言うOSは、各社がカスタマイズしてリリースします。
つまり、各社の企業体力に依存します。
数多くの機種に対応させるためには、それだけコストがかかるからです。
なので、Xperia 10 IIIのように、1年ほどのOSバージョンアップでサポートが終わってしまうケースも生じます。
ボクは個人的な考え方としては、スマートフォンの購入に、キャリアの24回払いとか48回払いと言うプランを使う人もいるので、少なくとも、4年くらいは最新の環境で使えるようにしれもらえたらと思うんですが。
今回は、楽天モバイルの発表でしたが、はたしてドコモやau、ソフトバンクなどのXperia 10 IIIはどうなるでしょうか?