英会話学校
このブログでは、雑多なことを書いていますが、ある程度、テーマを絞っています。
ITのこと。
金融のこと。
クルマのこと。
不動産のこと。
カメラのこと。
音楽のこと。
そして英語のこと。
今回は久しぶりに英語ネタ。
ボクは習慣的に英語を学んでいます。
目標は英会話です。
ところがボクは、いわゆる従来の大学受験英語の人間です。
つまり、ボキャブラリーは比較的豊富で、文法は比較的得意です。
しかし、リスニングに関しては壊滅的。
TOEICのベストは700点で、点数の大半はリスニング以外です。
なので、毎日のように通勤電車で英語を聞きました。
英会話学校にも行きました。
それでも、リスニング力はなかなか上がりません。
英会話学校の先生が何を言っているのか、それを理解するのが大変でした。
他の生徒さんは、文法に四苦八苦していて、ボクとはまったく様子が違っていました。
英会話学校で文法を教えてくれるんですが、これが非常に易しい。
ボクにとって英会話学校は、
- わかりきっている英文法を教えてくれる。
- 先生が何を言っているのか理解できない。
そんな場所でした。
研究と試行錯誤の結果、ボクの勉強方法の過ちについて、腑に落ちることがあったので、ここに書いておきます。
いくら聞き流しても上達しない
昔から言っていますが、意味のわからない言葉をいくら聞いても意味がわかるようにはなりません。
例えば、
とある国で、
vなdfは8え7f8は78fなskdfj
と言う言葉が存在するとしましょう。
これを1万回聞けば、この言葉の意味がわかるようになるでしょうか。
なりませんよね。
犬の鳴き声を1万回聞いても犬と正確に会話できるようにはなりません。
これ、よく考えたら、当たり前すぎるほどの重要ポイントです。
ボクの最大の弱点。
それは、リーディングの速度です。
例えば、ある英文を読むのに1分間かかるとしましょう。
では、その同じ文を40秒で話されたら、リスニングできるでしょうか。
まずできません。
文字を見ながらでも理解するのに1分間かかるのに、それを文字を見ないで40秒で聞いて理解できるわけは無いんです。
ものすごく当たり前すぎることですが、ボクはそれを見落としていました。
であれば、ボクの勉強方法のやり方はただひとつ。
それは、速読力を上げることです。
実際にやってみました。
読んで理解するのに1分間かかる文を、1分20秒で再生してみたら、ちゃんとスラスラと理解できました。
読むのが遅いのに、それ以上の速さでリスニングなんてできない。
反省ですよ。
受験英語でたくさんの英文を読んできたつもりでしたが、速読力はまだまだ足りなかったんです。
勉強法はとにかく速読。
先日、Amazon Kindle Unlimitedの話をしましたよね。
そのUnlimitedの中にアルク社の究極の英語シリーズがあります。
ほとんどが対象です。
もう、余計なおカネを出して英語教材なんて買わなくていいんですよ。
その中で、ボクは、これをやり始めました。
基礎の基礎からですよ。
これ、単語が中学生レベルなので、ボキャブラリーの心配はありません。
ひたすら速読に集中できます。
すごく良い本ですよ。
で、全文、音声を無料でダウンロードできます。
専用のスマホアプリもあります。
これ。
このアプリに、上記の本の文をダウンロードして再生します。
早送りや直前に戻る機能など、非常に使いやすいアプリです。
もちろん、第1巻が終われば第2巻へと進む予定です。
やってみれば、わかりますが、非常に高速で読めます。
また、リスニングも楽勝です。
シャドーイングも楽勝です。
てことは、今のボクは、この本のレベルはクリアしているってことです。
人によってレベルは違うはずです。
とにかく、自分に合ったレベルの英文教材を見つけて速読トレーニングする。
読むのに1分かかる文を40秒で聞けるはずも無い。
これですよ、これ。
一夜漬けなんて意味はありません。
毎日毎日、速読のトレーニングをして、音声を聞く。
シャドーイングする。
いかがですか?
ボクがリスニングが苦手な理由は、そもそもリスニング以前に、速く読むトレーニングすらしていなかったこと。
Kindle Unlimitedと上記のアルクのアプリ。
ぜひ使ってみましょう。