Google検索の設定
世の中のほとんどの人は、ネットで検索するときは、Google検索を使います。
Yahoo!で検索する人もいますが、あれも中の検索プログラムはGoogleなので同じことです。
実は、Googleには、プライベートモードと言うのがあるんです。
実際に説明してみましょう。
Googleのアカウントを持っている人はGoogleにログインしてください。
ログインしている状態で、Googleの検索窓を表示すると、右上に何らかの文字が表示されています。
その状態で、検索窓に、何か、検索ワードを入れてみます。
すると、検索結果一覧が表示されますが、そこに、「検索」と言うボタンがあり、押すと、メニューが出てきます。
その中の「検索設定」を押してみましょう。
検索の設定画面が開きます。
この中に、「プライベート検索結果」と言う項目があります。
プライベート検索結果を使用するかしないかが選べます。どちらかを選んだら、下部の「保存」ボタンを押します。
これで、Googleはその状態を記憶するので、以降は、そのモードで検索します。
プライベート検索結果
プライベート検索と言うのは、その人に関連性が高いページを学習する検索です。
例えば、ご覧のとおり、ボクはブログを書いているので、自分のブログを何度も見ています。
Googleはそのことを学習していきます。
すると、ボクがボクのGoogleアカウントにログインした状態でプライベート検索したら、ボクに関連性の高い結果が上位に表示されます。
実際、プライベート検索をオンにした状態で、
カメラ 画素数が多いほど高画質
で、検索すると、ボクの記事が9番目に出てきます。
一方、同じキーワードで、プライベート検索をオフにした状態で検索すると、ボクの記事は10番目に落ちます。
なので、ブロガーやウェブサイトを持っている人が、検索の順位が上がって喜んでいる場合、とりあえず、プライベート検索がどうなっているかをチェックしてみましょう。
順位が上がったのは、もしかしたら、プライベート検索がオンになっていて、自分にとって都合の良い結果になっただけかも知れません。
自分との関連性を無視して、ピュアな世の中における順位を知りたければ、プライベート検索はオフにしておくのが良いでしょう。
あと、別の話になりますが、プライベート検索がオンになっていると、その人の検索の傾向をGoogleが学習してしまうため、検索結果がだんだん偏っていきます。
カメラが好きな人がカメラ関連のサイトばかり見ていると、Google検索の結果も、だんだん、カメラ関連のページばかりが出てくるようになるわけです。
それで都合が良い人なら、それで問題無いと思いますが、ボクは、幅広い検索をして、ボクの経験とは無関係の新しいジャンルの知識も身に付けたいので、意図的にオフにしています。
そんなわけで知らなかった人は、いじってみてください。