いいね!ボタンとシェアボタン
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
色んなウェブサイトやブログを見ていると、Facebookの「いいね!」ボタンや「シェア」ボタンを見かけますね。
いいね!とシェアの違いって知ってますか?
どちらにどういうメリットがあるか知ってますか?
昨日はTwitterの記事を書いたので、今日はFacebookについて説明してみますね。
ブログのアクセス数を増やしてくれるTwitterを使わないのは機会損失 - 非天マザー by B-CHAN
Facebookの仕組みを簡単に説明
Facebookには一般の個人用の仕組みと、企業向け(個人でも利用可能)の「Facebookページ」と呼ばれる仕組みがありますが、今回は個人用の部分を話します。
Facebookページについては、そのうち書きます。
次の図を前提に話しますね。これを見ながら読んでください。
Aさんの友達はBさんとCさん
Bさんの友達はAさんとDさん
Cさんの友達はAさん
Dさんの友達はBさん
さて、個人のFacebookには、ニュースフィードと呼ばれる部分とウォールと呼ばれる部分があります。
ニュースフィードには自分以外の友達の投稿や各種ニュースなどが表示されます。
ウォールは自分が何かを書き込む(投稿する)場所です。
なので、友達が多くなればなるほど、ニュースフィードがどんどん更新されるようになります。
いいね!の働きを知る
Aさんが自分のウォールに何かを投稿したとします。
当然、その投稿はAさん自身のウォールに表示されます。
また、友達であるBさんとCさんのニュースフィードにも表示されます。
ここでBさんが自分のニュースフィードを見ていてAさんの投稿を良いと思ったら、いいね!を付けることができます。
これは、BさんがAさんのウォールの投稿に対して、いいね!を付けたことになります。
つまり、Bさんの、いいね!が表示されるのはAさんのウォールです。
Bさん自身が何かを投稿したわけでは無いので、Bさんのウォールは変化無しです。
Bさんのウォールが変化無しということは、Dさんのニュースフィードも変化無しです。
Bさんが、いいね!を付けたことを、Bさんの友達のDさんは知らないわけです。
あくまでも、Aさんの投稿を見られるのは、BさんとCさんだけです。
これはFacebook以外の一般のウェブサイトでも同じです。
例えば、Aさんがボクのこのブログ「非天マザー」に、いいね!を付けても、Aさんのウォールには何も投稿されないので、Aさんの友達のBさんとCさんのニュースフィードにも何も現れません。つまりAさんが、いいね!を付けたことをAさんの友達のBさんとCさんは知らないのです。
自分が何かに、いいね!を付けても、自分の友達はそれを知らない
このポイントを覚えておいてください。
シェアの働きを知る
今度は、いいね!では無く、シェアについて。
シェアとは共有という意味なので、他人と共有する、他人に知らせるのが目的です。
例えば、Aさんが自分のウォールに何かを投稿したとします。
その投稿は、友達であるBさんとCさんのニュースフィードにも表示されます。
BさんがそのAさんの投稿をシェアしたらどうなるでしょうか。
シェアすると、それはBさんのウォールに載ります。
シェアすると、BさんがAさんの投稿を自分のウォールにも投稿したことになるんですね。
Bさんのウォールに載るということは、Bさんの友達であるDさんのニュースフィードにも表示されます。
つまり、Aさんの投稿は、Aさんと無関係であるDさんにも見られる、ということになります。
いいね!と違って、シェアの場合は見られる範囲が広がるということです。
外部コンテンツしかシェアできない
ただし、単なる近況の書き込みなどの投稿はシェアされません。
例えば、Aさんが、
「夕食はカレーライスだった」
と書き込んでも、Bさんはシェアできません。
なぜなら、Aさんがカレーライスを食べたことをBさんが自分のウォールに載せても何の意味も無いからです。
シェアできるのは、あくまでもFacebook外部の情報です。
どこかのウェブサイトのリンクとか写真とか動画などです。
例えば、Aさんが自分のウォールに、
「非天マザーって最高だわ。URLは、http://www.b-chan.jp/」
と書けば、それをBさんやCさんはシェアすることができます。
ちなみに、Aさんが、非天マザーを見に来てくれて、ボクのこの記事の下にあるシェアボタンを押してくれた場合は、Aさんのウォールに投稿されるので、非天マザーはBさんやCさんのニュースフィードにも表示されます。
自分が何かをシェアすると、自分の友達に知らせることができる
この重要ポイントを覚えておいてください。
いいね!ボタンをやめてシェアボタンを配置する
ボクのこのブログ、非天マザーでは、今までは、いいね!ボタンを置いていましたが、シェアボタンに置き換えました。
理由は、ここまでの説明を理解すれば、明らかですよね。
誰かが、いいね!ボタンを押してくれても、単に、いいね!の数字が増えるだけで、誰にも何のメリットもありません。
しかし、誰かがシェアボタンを押してくれれば、その人の友達の目に触れることになります。
そして、その友達がまたシェアしてくれれば、さらにその友達に広がっていきます。
Twitterのリツイートと同じ効果ですね。
シェアは、ブログのアクセス数を増やす可能性があります。
ちなみに、はてなブログでは、標準装備されているシェアボタンが、いいね!からシェアに切り替わりました。なので、ほとんどの、はてなブログユーザーは何もする必要はありません。
ボクのように、独自のシェアボタンを載せている人は、見直しをしてみてはいかがでしょうか。
ツイート、いいね!など好きなソーシャルボタンをサイトに簡単に設置する方法 - 非天マザー by B-CHAN
さっき、いいね!ボタンには何のメリットも無いと書きました。
いいね!が増えればGoogleの評価が上がるのでは?と思っているあなた。
それもありません。
詳しくはこちら。
FacebookとSEOの関係性:「いいね」されても、検索順位に直接は関係無い? | 東京都のWeb制作会社のブログ
そうです。もうGoogleは被リンクなんて気にしない時代なんです。
SEO対策の話で、いつまでも、リンクが!リンクが!と言ってる人は取り残されますよ。
シェアボタンを置くのはSEO対策では無く、多くの人の目に触れるための施策なのです。
もちろん、多くの人の目に触れた結果として、検索エンジンからの評価も上る可能性はありますが、それは良質なコンテンツであることが前提です。
ちなみに、ここまで書いておきながら、ボク自身はFacebookはまったく使っていません。
アクセス数を増やすために、自分のブログ記事とTwitterのツイートを一方通行で自動的にFacebookに送信しているだけです。
ボク自身がFacebookの友達の誰かの書き込みを見たり、いいね!などを付けたりは、まったくしていません。
友達の誰がFacebookに何を書いてるかも全然知りません。
だって、残り少ない貴重な人生を、いいね!を付けるためのムダな時間で埋めたく無いですから。
あと、こういう問題もありますし。
FacebookやLINEには2つの重大なデメリットがあるのでボクは使わない。メッセージのやり取りはGmailに絞る理由。 - 非天マザー by B-CHAN