Uberとは
Uberは日本ではUber Eatsでおなじみですが、世界的にはライドシェアで成功しました。
クルマを所有している人が、クルマを使わない時間を利用して、誰かを運ぶコトで、収入を得られるシステムです。
インターネットとスマートフォンの普及で実現した代表的なビジネスモデルです。
成功したのはもちろん人々のニーズに合致したからですね。
中間マージン
移動したい人と運びたい人をマッチさせる。
そうやって多くの人にメリットをもたらす。
素晴らしいアイデアです。
ボクは、もうひとつの素晴らしい結果に感銘を受けました。
それは中間マージンの排除です。
移動したい人を運ぶのなら、従来のタクシー会社でも良いわけです。
タクシー会社の場合、会社が中抜きするため、運転手の給料は限られます。
もちろん会社を運営するのに必要なコストなので仕方がありません。
しかし、Uberの場合、運転手と乗客が直接契約です。
なので、乗客の支払った代金の大半は運転手の手取りとなります。
差し引かれるのはUberのシステム利用料程度り
実際、Uberの運転手には、タクシー会社に所属している運転手とは比べものにならないくらい稼いでいる人がいます。
これは労働価値の向上として素晴らしいコトだと思います。
また、Uberには運転手に対する評価システムがあります。
評点の悪い運転手はUberに参加できなくなるわけです。
だから、運転手も努力するようになり、結果としてクルマもキレイになり、サービスも良くなり、乗客にとってのメリットが生まれたわけです。
新しいモノが登場すると、既得権益層からの非難を浴びますが、こうやって見ると、Uberは、労働価値の向上、乗客にとってのメリットなどを生み出し、大きな社会貢献をしたと言えます。
