仕事の中身
ボクはこれまで、学生時代に家庭教師や塾講師、運送業、社会人になってからは、銀行、保険、ファンド、不動産などの世界を渡り歩いてきました。
ホワイトカラーが多いですが、運送や不動産ではブルーカラー。
不動産の場合はホワイトカラーとブルーカラーを兼務する感じですかね。
そんなボクが、今年になってサラリーマンを辞めて起業。
仕事の中身としてはブルーカラーです。
範囲を広げたい
ホワイトカラーの仕事はデスクワークや交渉が多いんですよね。
ブルーカラーは肉体労働中心。
ホワイトカラーがメインだったボクはずっとモヤモヤしていました。
旧帝国大学と呼ばれる国立大学を卒業したので、同級生の大半はホワイトカラーの大企業に就職し、ほとんど転職も無く歳をとります。
ボクも学生時代は無知だったので、何と無く巨大な銀行に入りました。
しかし、その後のボクはとにかく広範囲の経験を積みたいので、転職や引越しを繰り返しています。
関西の生まれ育ちなので、途中で関東へ。
それでもモヤモヤしていたのは、ずっとホワイトカラーだったからです。
平均寿命から考えれば、人生も折り返しました。
ここで経験したいのは、今までほとんどやらなかったブルーカラーの仕事です。
職人的な。
そして、今年ついにサラリーマンを辞めて、起業したわけです。
肉体労働の世界へ。
職人的な世界へ。
もちろん、独立したわけですから、経営そのものもやらなきゃならないわけです。
技術を身に付けつつ同時に経営もやりつつ。
これって今まで経験したコトの無い難易度の高さとリスクの高さ。
何せ、会社勤めと違って、誰からも何も言われず、何の義務もありません。
自分が動かない限り、何も起こらない状態。
何も起こらないので、何の収入も生まれません。
サラリーマンのブラック労働がすっかりおなじみの世の中ですが、収入が一切保証されない世界に生きると、ブラックなサラリーマンでも収入はあるんだよなあ、と感じてしまうわけです。
現状の環境がツラいからと言う理由だけでサラリーマンを辞めると、さらに厳しい世界が待っている、と。
ボクの場合は、起業のリスクヘッジとして、このブログの収入やら株式運用があります。
起業なんて10年後には9割が廃業する世界。
サラリーマンより圧倒的に難易度が高いのです。
もし、サラリーマンの人で現況に不満がある人。
ひとつの打開策は、世界を変えるコトです。
ホワイトカラーの人はブルーカラーへ。
ブルーカラーの人はホワイトカラーへ。
そんな考え方も選択肢のひとつとして持っておくのも良いと思いますよ。