解雇規制
日本では雇用主が被雇用者を解雇するために、かなり高いハードルがあります。
そうカンタンに解雇できないようになっています。
今回の自民党総裁選で、その解雇規制を緩和すると言う候補者がいます。
解雇規制を緩和するのだから、要するに解雇しやすくなるわけですね。
それに対して、労働者にメリットが無い、と言う意見があります。
確かに、そこだけを見れば、労働者にメリットは無さそうです。
労働者のメリット
総裁選の候補者がどう言う趣旨で言ってるのかはボクは知りませんが、ボクなりに、解雇規制緩和のメリットを書いてみます。
現状では要するに、企業ってのは、従業員をなかなかクビにできないので、採用するときも慎重なのです。
もしクビにしやすい社会が実現すれば、逆に採用もしやすくなるわけです。
採用しやすくなるってコトは、転職がしやすくなるってコトですね。
これが労働者にとっての大きなメリット。
ある企業に就職しても、肌に合わなかったりしますよね。
そんなとき、転職が気軽にできるわけですから。
でもカンタンにクビにされたら意味無いし。
と思うかも知れませんが、企業側もバカじゃないので、企業にとって有益な従業員はクビにはしません。
つまり、きちんとそこで能力を発揮して役に立つ人なら、企業に長くいるコトも可能です。
結局、クビを恐れる人は、何かしらの原因があるわけです。
なのでボクは個人的には、解雇規制緩和には賛成なんですよね。