収入の本数
収入というのは1つだけだとリスクが大きいですよね。
ボクはいろんな会社に勤めてきましたが、倒産や廃業も何度も経験しています。
そのたびに給料が無くなります。
つまり収入ゼロですね。
この先、グローバル化がさらに進み、人口も減っていく日本では、企業が倒産するのはますます珍しく無くなっていきます。
会社に勤めて給料をもらうだけのサラリーマンは非常にリスクが高いんですね。
もちろん倒産リスクだけではありません。
自分自身が病気や怪我でリタイアするかもしれません。
また、若い世代なら、将来もらえる年金はとても少ないので、給料だけで貯蓄していても、とても将来の生活費は賄えないでしょう。
なので、ボクは必ず、複数の収入源を確保するようにススメているわけです。
国の年金では不足なので、自分で年金を作っておくわけですね。
例えば、株式を保有して配当を得るとか、不動産を保有して家賃収入を得るとか。
あるいは副業をして事業収入を得るとか。
歳を取って、その必要性に気付いてから始めても遅いです。
資産を増やすための最も重要な要素のひとつが「時間」だからです。
60歳になってから定年退職で収入を失いつつ、70歳の年金受給開始まで10年間。
60歳のときにそれに気付いたら、引き続き働き続ける必要があります。
働いて年収300万円。
そのうち250万円は生活費に消え、貯蓄は年に50万円しかできなければ、70歳までの10年間で500万円の貯蓄にしかなりません。
しかし年間50万円の貯金を30歳から始めたら、70歳の時点で2000万円貯まります。
安心感がかなり違いますよね。
もちろん実際には若い間の方が高い金額を稼げる可能性が高いので、さらに有利になります。
そもそも60歳を過ぎてから、若い人と同じように健康的に元気に働ける保証もありません。
若いみなさんは、ヒマだからと言って家でゴロゴロとテレビを見ていることは、確実に自分の首を絞めていると思ってください。
その時間を、活用する人はしっかり活用してるんですよ。
小学生起業
ボクが初めて起業したのは小学1年生のときでした。
隣に住んでいる幼なじみの女の子と二人で、画用紙を切って貼って、小物をたくさん作ったんです。
財布とかバッグとか。
もちろん全部、紙製です。
で、それを近所の子供たちに1個100円で売りました。
近所の子供たちも、ボクたちの「お店ごっこ」に付き合いたくて、みんなお客さんになってくれました。
なかなかの売り上げだったんですよ。
いわゆる継続企業ではなく、その場限りの1回のプロジェクトだとすれば、ちゃんと利益も出ていました。
なにせ、材料は紙と糊、道具はハサミ。
店舗である自宅はボクたちは家賃負担してませんからね。
考え方としては大家さん(親)から店舗を使用貸借(タダ借り)していたということですね。
小学生のやることだからとバカにすること無かれ。
ビジネスの基本的な考え方が集約されているでは無いですか。
固定費、そして変動費をできるだけ低く抑えて、付加価値を載せて販売し、利益を得る。
まさにビジネスの基本。
何かをやらなきゃと思いながら何もせずに時間だけが流れている人。
何かが実現するのは、能力が1%、行動力が99%です。
今から動いてみてください。
給料をもらうだけでは無く、「自分で」おカネを稼いでみましょう。
あ、ちなみに、ボクの小学1年生での起業、あとで自分の親と近所の親にこっぴどく叱られましたとさ。