コスト管理
業界によっては、利益率が3%程度と言う世界があります。
100円売り上げて3円しか儲からないんですね。
ちょっとコストが上振れすれば吹き飛びます。
ちなみに、Appleなんて数十パーセントもあるバケモノ企業です。
単に売上だけを見てもバケモノなのに、利益率がとにかく高いのです。
ビジネスとしては理想的なのです。
ボクは、コスト管理が大変なので、利益率が大きな仕事を選びました。
モノを仕入れて売る。
いわゆる小売業は利益率が大変小さいので、ボクには向いていません。
おおざっぱで良い
面倒なので、確定申告のときまで、ボクは損益計算をほとんど行っていません。
確かに仕事の中で、コストをがんがん掛けているコトもありますが、それでもその金額をほとんど把握していません。
なぜそれが可能なのか。
それは、利益率が高いからです。
例えば、売上が1万円の取引があるとしましょう。
そこでボクがその仕事のために、1000円の材料を使うとします。
それだけでは不足なので、もう1000円追加。
さらに1000円追加。
こうやって通常の3倍のコストを掛けてしまいました。
それでも3000円。
利益率は7割です。
だからできるんですね。
もちろん実際には他のコストもありますが、ここでは話をわかりやすくするために、このような表現にしています。
とにかく、コストが2倍3倍に上振れしても、利益率がもともと大きいため、決して赤字にはならない。
おおざっぱな勘定でも存続できる。
それはすなわち、お客さんの満足度向上に集中できると言うコトです。
お客さんの満足度が上がれば、価格も上昇して、ますます利益率は上がります。
同業他社と顧客を奪い合って価格競争をするより、同業他社と違う土俵に立って、どうやって高く売るか。
ボクの場合は、現時点では、それで上手く行っているので、ここまでは正解なのかも知れません。