労働基準法
起業してからと言うもの、ボクはサラリーマンがいかに保護されているかをあらためて実感しています。
まあ、サラリーマン時代からも、そう思っていましたが。
特に最近は、ブラック企業が叩かれるので、そう思いますね。
つまり、サラリーマンがより守られる社会になっているわけです。
労働基準法だけでは無いんですよ。
全部自己責任の世界
いまのボクはサラリーマンではありません。
だから全部、ボクの責任なのです。
サラリーマンは会社の指示通りに動けば済みます。
でもボクは、経営のために自分で何をやるかを考える必要があります。
サラリーマンは出張したら、交通費も宿泊費も会社負担です。
ボクは自己負担です。
倒産したら、サラリーマンは失業給付がもらえます。
ボクはもらえません。
サラリーマンは厚生年金保険料の半分を会社が負担してくれます。
ボクは全額自己負担と言うか、そもそも厚生年金ではありません。
サラリーマンは労働時間について労働基準法が守ってくれます。
ボクは、稼ぐためには1ヶ月無休で働く必要があるかも知れませんし、それも法の縛りはありません。
まあいろいろ書いていますが、要するに、経営者と言うのは、全部自己責任です。
一方で、従業員を雇ったら、その従業員を手厚く保護する必要があるわけですね。
思えば、なぜ、従業員は手厚く保護され責任も軽いのに、雇用を生み出している側は、厳しい環境なんでしょうね。
経営者が起業家が存在するから、サラリーマンは就職できるんですけどねえ。
だから、日本では、起業が少ないのかも知れませんね。