ブラック企業
すっかり定着したブラック企業と言う言葉。
ブラック企業とは、従業員に違法労働やパワハラなどの違法行為をする企業です。
もちろん、それはダメなコトであり、撲滅されるべきです。
しかし、中には、
労働=悪
のような極論を言う人もいます。
ボクは、それに全面的に賛成するわけでも全面的に反対するわけでもありません。
労働の効果
例えば、テニスや将棋やピアノやフィギュアスケートの世界チャンピオンになる人は、過酷な練習をしています。
それはもう、ブラック労働をはるかに超える練習量であり、例えば、1日に15時間の練習を年に360日だったりするわけです。
これは、悪いコトでしょうか。
もちろん、少ない練習量でより高いレベルに到達できれば、それは良いコトですが、人間の身体って、わりとうまくできていて、練習すればするほど上達します。
同じ人が、練習が少ないほど上手になるコトなんて無いのです。
そして、上達したいかどうかは、
自分の意思
なのです。
ここ重要。
練習するもしないも本人の意思で選べるのです。
過酷な練習をすれば、その先にはチャンピオンになれる権利が待っています。
過酷な練習がイヤなら、やらない自由があり、その代わり、チャンピオンになる権利を捨てれば良いのです。
ブラック労働をはるかに超える練習をする人たちは、自分の意思で、前者の選択をしているのであり、それと引き換えにチャンピオンへの権利を手に入れるわけなので、何らムダでは無いわけです。
これは世間一般の仕事でも同じです。
テキトーに手を抜いて仕事をするのももちろん自由。
逆に、自分の意思で誰よりも働くのも自由なのです。
サラリーマンなら、労働基準法を超える労働はできませんが、休みの日に別の訓練をしてスキルアップをするのは個人の自由。
その場合、休んでいるケースと比べて過酷ではありますが、それと引き換えにスキルが上がります。
労働は悪いコトなので、スキルアップするのはやめよう、と言う道を選ぶのはもちろん自由ですが、ボクはそれは選びたくないですね。
働かされるのはイヤですが、自分の意思で誰よりも働き、自分の能力を高めていく。
結果として、それが収入やボク自身の評価となるわけです。