AIが仕事を奪う
AIが人間から仕事を奪うとはよく言われますよねえ。
実際、AIの進化のスピードは人間の進化のスピードを上回っているため、じわじわと人間の領域を侵食します。
現時点では不可能なコトでも1年後、5年後には可能になるのです。
すると、人間よりAIが行う方が正確かつ早いとなれば、人間が仕事を奪われます。
AIを使う
全然良い話では無いんですが、ボクが最近見聞きした、AIを使う話。
それはサブスクリプション。
例えば、AmazonのKindle Unlimited。
これって毎月定額で本を読み放題です。
そのKindle UnlimitedのマーケットにAIで作った本を大量に送り込むわけですね。
いままで本を書いたコトが無い人でも、AIに指示して本を作成させるわけです。
当然、できあがる本は大したモノではありません。
でも、Kindle Unlimitedのマーケットなら、本が読み放題なので、とりあえずダウンロードして読まれる可能性があるんですよね。
そんな本を大量に作るわけです。
そうすると、Kindle Unlimitedの収益の一部は、その本に還元されるわけです。
同じコトは音楽のサブスクリプションにも言えます。
音楽を作ったコトが無い人でも、AIに指示して音楽を作成させます。
それをSpotifyなどの音楽のサブスクリプションに送り込みます。
大量に。
すると、同じように、再生される可能性があるわけです。
そうするコトで、Spotifyの収益の一部がその音楽に還元されます。
本や音楽を作れない人でもAIに作成させてマーケットに大量に送り込んで収益を得る。
事例としては良く無いですよ。
でも、いつの時代も、新しい技術が出たときに、それをなすすべも無く嘆く人もいれば、逆にそれを活用して、従来に無い方法で稼ぐ人もいます。
結局、AIから仕事を奪われる人は、AIが無くても、他人から仕事を奪われるのでは無いでしょうか。
そう思う昨今なのです。