非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

週に3日しか会わない上司と部下

勤務シフト

 

 

世の中には、カレンダー通りの休日の会社が少なからず存在します。

土曜日が休み。

日曜日が休み。

祝日が休み。

 

一方、ボクが所属する不動産業界は、土日が休みであるコトが珍しいです。

土日が休みなのは、主に法人を取引先とする会社。

それ以外の不動産関連企業は、たいていが、土日以外が休みです。

土日にお客さんと会うのが合理的だからです。

まあ誰でもわかりますね。

 

しかし、銀行や証券会社や保険会社はたいていがカレンダー通りの休日。

これらも、土日にお客さんと会うのが合理的なハズなんですが。

 

 

勤務シフトのズレ

 

 

それはさておき、ボクがかつて経験した職場では、こんな勤務シフトが組まれていました。

課の上司である課長は土日休みで、それ以外の課員は土日以外が休み。

要するに、メンバーは土日にお客さんに対応するため出勤するんですが、代わりに、火曜日、水曜日、木曜日あたりに休みます。

そうすると、その日は、メンバーがいなくなります。

一方、会社としては、無休で営業しています。

その課は土日営業でも、他の課は土日が休みである代わりに、平日営業だからです。

すると、火曜日や水曜日にも、会社には問い合せが来ます。

そのときに、当該の課が無人ではマズいわけです。

なので、平日は課長が一人で対応します。

 

それだけ聞くと、合理的に感じるかも知れません。

でも、運用上、何ともやりにくいんですよね。

 

課員は平日に2日間休む。

課長は土日に休む。

 

そんな課だと、課員と課長が顔を合わせるのは、週に3日しか無いコトになります。

例えば、課員が水曜日と木曜日に休むのであれば、課長と課員が顔を合わせるのは、月曜日、火曜日、金曜日だけです。

1週間は7日あるのに、上司と部下が会うのが3日だけ。

同じ課の上司と部下なのに、顔を合わせるのは半分以下の時間。

 

部下が上司に相談や報告するタイミングが7日のうち3日しかありません。

従って、非常に遅れます。

 

他の会社の事情は知りませんが、ボクは、このシステムは非常に弊害が大きいと思います。

 

何気に、上司は土日、部下は平日に休むシステムを組んでいる職場の人。

上司部下のコミュニケーション時間は7日のうち3日であるコトに気付きましょう。

普通の職場なら週に5日。

当然、意思決定も問題発覚も対処も遅れます。

 

再考をオススメします。