過剰労働
土日ももちろん働いている年中無休のB-CHANです!
今日も疲れました!
話題のブラック企業である電通を始め、世の中にはブラック企業がたくさんあって、苦しんでいる労働者が多いですね。
過労死や鬱での自殺などの事件が起こるたびに社会システムは改善され、法も改正され、少しずつ世の中は良い方向へ向かいます。
まあそれはそれでボクも歓迎しましょう。
しかし、ここでよく考えて欲しいモノです。
ブラック企業は違法に過剰労働をさせることが問題です。
では、たくさん働くことは悪なのでしょうか。
よく働き、よく学び、よく遊べ。
たまに聞くフレーズですね。
最近、学校のクラブ活動の練習がキツすぎる、ブラッククラブなんて言葉もあるようです。
それを聞いた時、ボクは、何だか完全に別の問題を混同してるなと思ったんですよ。
人は生きるための糧を稼ぐ必要があります。
それによって生きているわけです。
つまり仕事は生きるための「手段」なので、生きるためには仕事は避けられません。
生きるために避けられないことがブラックであれば、それは人生の多くの部分がブラックと言うことになってしまいます。
だから、それが改善されるのは当然に理解できます。
しかし、クラブ活動は生きるための「手段」ではありません。
クラブ活動をしなくても生きられますし、テキトーにサボっても生きられます。
だから、イヤならやめればいいし、サボればいい。
問題は、練習の目的です。
例えば、オリンピックで金メダルを獲るような選手は、凡人とはかけ離れた高水準の練習を行います。
過酷な過酷な練習に耐え、金メダルを勝ち取るのです。
練習することによって、スキルが上がるからです。
では、金メダリストの過酷な練習はブラックだから悪でしょうか?
いやいや。
金メダルを獲ると言う目標のために、自分の意思でそれを行なっているわけです。
過酷な練習がブラックだからと言って禁止して、誰もろくに練習をしなくなっても、相対的に1位の人は金メダルを獲れますが、それって正しい姿ですか?
誰も練習しなくて獲った金メダルって、もはや単なる運ですよね。
何の価値もありません。
運が良かった人がもらえる金メダルなんて。
ボクは年中無休で働いていますし、例えば電車の中での時間も無駄にしません。
ただでさえ普通の人より働いているのに、さらに電車の中でも休まずに勉強している。
ブラックですか?
ブラックと言うのはあくまでも強制的にさせることを言うのですよ。
ボクは自分の意思でしているのです。
週に40時間を超える労働を、
- 「させる」のは違法ですが、
- 「自分の意思でする」のは自由です。
ボクは自分の意思でしています。
なぜなら、人より多くの努力をすれば、人より高い能力を身につけられるからです。
さっきも書いたように、練習は能力アップのために行うんです。
サボっていては能力は上がりません。
人間はそのようにできているんです。
そして重要なのは、
サボるか努力するかは本人の意思に委ねられている
と言うことです。
そして大部分の人はサボると言う動機が働くんですね。
だから、世の中の大部分の人は普通の暮らしをし、残りの少数の「努力をする」人が何かにおいて成功するわけです。
スポーツでも受験でも出世競争でも、成功するのはほんの一部の人であって、大部分の人は平凡に終わります。
大多数の人が勝って、少数の人が負ける世界はほとんどありません。
それは世の中の努力人が少数だからです。
ブラックと自らの意思とは違う
ブラック企業のニュースを聞いて、たくさん働くのは害悪だと勘違いして、サボる人。
もちろんその選択は自由です。
しかし、努力する人とサボる人とでは、当然ながら努力する人の方が能力が上がり、その結果、豊かになったり、人の役に立って尊敬を集める可能性は高いです。
今、勘違い、と書きました。
害悪なのは、たくさん働かせることであって、たくさん働くことではありません。
ボクはだいたい朝から深夜まで働いています。
1日16時間ほどですね。
普通の人の2倍程度です。
つまり、1日で経験する仕事のは普通の人の2倍あるわけで、簡単に言えば、同じ日数でも普通の人の2倍のスピードでスキルが上がっていくわけです。
普通の人が1年間働く間に、ボクは2年分の仕事をすでに経験しているわけですから。
当然、能力もその分、上がりますよね。
文脈を正確に読み取ってくださいね。
ボクは自分の能力が高いなどと言うつまらない自慢をしているのでは無いんです。
だれだって、1倍の訓練をするよりも2倍の訓練をした方が、よりスキルは上がると言っているんです。
給料が上がらないなあ、とボヤいたり会社批判をしている人たちを見ていると、まず間違いなく、たいして努力してないんですよね。
例えば、自動車通勤してるとか。都会だから十分、電車でも通勤できるにも関わらず、自動車の方がラクだからです。
ボクだったら絶対に自動車通勤はしません。
そりゃそうです。運転しながらできる勉強は限られるからです。
電車通勤なら読書とか外国語のリスニングとか、いろんなことができます。
片道1時間の通勤なら往復で2時間。
年に200日出社する人なら、電車通勤と自動車通勤とで、たったの1年で400時間のスキルの差が生まれるわけです。
結局、給料が上がらないのは会社のせいでは無いんですよ。
だって、ホントにスキルアップの努力をしている人は、今の給料が低くても、能力を発揮して出世したり、給料の高い他社に転職しますから。
努力していない人は、その両方とも無理です。
つまり、低い給料は、本人に原因があるんですね。
おカネを払うってことは何かの対価なんです。
より良い製品やサービスにはより高い金額が支払われます。
給料が低いってことは、その程度しか役に立ってないってことなんですよ。
より高いレベルで人の役に立つには、より高い能力を身につける必要があり、それはすなわち、より多くの努力が必要です。
つまり、たくさん働くってことは、それと引き換えに、誰かの役に立ってより多くの対価を得られると言うリターンがあるわけですね。
たくさん働くことには、そう言うメリットがあるんです。
金メダルも高いリターンの一種です。
たくさん働くことと、たくさん働かされることを混同して、モチベーションを下げている人がいたら、それは再考した方がいいよ、とボクは言いたいです。
それを理解した上で、
やっぱり自分は、努力したくない、たくさん働きたくない、たいして人の役に立たなくていい、収入も少なくていい、
と言うのなら、それはもちろん自由な選択です。
ボクはオススメしませんけど。