球場で
野球やサッカーの試合で観客がカメラのフラッシュを使うと、
「プレー中にフラッシュ撮影はご遠慮ください。」
と放送が入るようです。
ボクは、あれを見ていて、
「そもそもフラッシュなんて意味が無いのに〜。」
と思ってしまいます。
フラッシュの距離
フラッシュの光が到達する距離は、フラッシュの性能によります。
ですが、スマートフォンのフラッシュライトも含め、一般的に出回っているカメラだと、せいぜい10メートルですね。
なので、観客席からプレー中の選手をフラッシュ撮影しても、光は届かないので無意味です。
マニュアル撮影なら別ですが、スマートフォンを含めていまどきのカメラの多くはオート撮影なので、適切な露出を自動的に調整してくれます。
もし、フラッシュをオンにしてしまうと、フラッシュありきでシャッタースピードや絞りが調節されてしまうわけです。
ところが実際には、光は届かない。
結果、暗い写真ができあがります。
みなさん、スポーツ観戦時は、マナー的にも技術的にもフラッシュはオフにして撮影しましょう。