次元
3600本以上も記事を投稿しているので、これまでに何を書いたのかがわからなくなりました。
なので、思い付きで書いてみます。
今回は、人間の身長が10倍になったとしたら、の話です。
次元ってわかりますか?
1次元は直線です。
2次元は平面です。例えば、X軸とY軸ですね。
3次元は立体です。例えば、X軸とY軸とZ軸ですね。今のこの世界です。
1次元の場合、単なる長さなので、倍率はそのままです。
例えば、1cmのモノが2倍の長さになれば、2cmです。
2次元の場合、2乗に比例します。
例えば、縦1cm、横1cmの1平方cmの正方形が、縦横2倍の長さになったら、縦2cm、横2cmになり、面積は、2の2乗倍なので、4平方cmですね。
つまり面積は4倍になりました。
3次元の場合、3乗に比例します。
例えば、縦1cm、横1cm、高さ1cmの1立方cmの立方体が、縦横高さ2倍の長さになったら、縦2cm、横2cm、高さ2cmになり、面積は、2の3乗倍なので、8立方cmですね。
つまり体積は8倍になりました。
まとめると、長さが2倍なら、面積は4倍、体積は8倍です。
長さが3倍なら、面積は9倍、体積は27倍です。
長さが10倍なら、面積は100倍、体積は1000倍です。
人間の身長が10倍に
漫画の世界でありそうな話ですが、仮に人間の身長が通常の10倍になったとしましょう。
身長が10倍になると言うコトは、身長だけが10倍になると細長い人になりますが、そうでは無いですよね。
身長が10倍になると、横幅も10倍になりますし、前後の厚みも10倍になります。
なので、足の裏の面積は100倍。体積は1000倍です。
ここで、身体を構成している物質の密度は変わらないとすると、体積が1000倍なので、体重も1000倍になります。
質量保存の法則を無視したパターンですね。
わかりにくければ、1000人の人間を集めて、巨大な人間の形に積み上げたと思ってください。
身長が10倍になっただけなのに体重は1000倍。
ちなみに足の裏の面積は2次元なので100倍です。
そうすると、足の裏の面積は100倍しか無いのに、その足の裏で、1000倍の体重を支える必要があります。
つまり、足の裏にかかる単位面積当たりの重さは10倍にもなるわけです。
これ、下手したら、地面に穴が空きますね。
元々の人間が身長180cm、体重70kgだとすると、その人がその足で、700kgの体重を支えるのと同じコトです。
想像してみてください。
あなたが自分の2本足で700kgを支えるコトを。
足がぶっ壊れるか、地面に穴が空きそうですよね。
人間の10倍の身長のロボットとして思い付くのがガンダムです。
ガンダムの身長がおよそ18mで、人間型ですから。
もちろん、ロボットと人間の素材の違いはありますが、それでも理論は同じです。
ガンダムは、あの足の裏で、人間の大きさのときの10倍もの体重を支えているわけです。
ちょっと無理があると思いませんか?
ちなみにガンダムの資料を見ると、体重は43トンです。43000kgです。
身長を10分の1にすると、体重は1000分の1なので、身長180cm、体重43kgです。
ガンダムって人間で言えば、めちゃくやスリムなんですね。