義手
世の中の物質には基本的に電気が流れていると考えるのが正解で、人間の身体も例外ではありません。
原子そのものが陽子、中性子、電子を含んでいる以上、その原則は変わりません。
で、脳からの電気信号が神経を通じて身体の各器官に伝わり動くわけです。
最近、知ったんですが、現在の義手の技術にはワクワクします。
人間を超えている
ボクたち人間は、いつ、身体を欠損するかはわかりません。
明日、交通事故にあって、手や足を失うかも知れません。
現時点で健康で元気で五体満足かどうかは関係無いわけです。
で、腕を失った人が最新の技術の義手を使っている話を読んだんです。
脳からの信号で動く義手です。
つまり、外部的な操作は不要なんですね。
手は本人のモノでは無いですが、本人の意思で動かせるのです。
すごいのは、その信号を伝える距離です。
必ずしも、その人の本体に直接接続する必要が無いんです。
離れていても、信号さえ届けばいいんです。
なので、10メートル先にある腕を自分の意思で動かせるのです。
こうなると、もはや人間を超えています。
もっと言えば、地球の裏側にある腕を自分の意思で動かせます。
今まで、リモートで仕事をできるのは事務的な分野などに限られていましたよね。
例えば、理容師、美容師は、リモートでの仕事は無理でした。
しかし、遠くない将来、それらの職業も、リモートで仕事ができるようになるかも知れないわけです。
現在の常識の延長線上に将来があるのでは無く、まったく想像とは別の路線の上に未来がある。
そう考えるのが正しいと思います。
医師の技術が遠く離れた患者に使えれば、一刻を争って患者を搬送する必要も無くなるかも知れません。
技術の正しい進化と正しい使い方。
考えるだけでも楽しいでは無いですか。