ブラック労働の意味
基本的に、サラリーマンとは非常に恵まれた人種です。
ボクもサラリーマンと自営業の両方をやっていますが、サラリーマンは法律で守られています。
1週間の労働時間も労働基準法で制限されています。
自営業者や経営者は24時間365日休まず働いても違法でもありませんし、誰も助けてくれません。
事業に失敗しても、サラリーマンには失業保険があります。
経営者は負債を抱えるコトがほとんどです。
経営者はビジネスモデルを考える責任があり、実行する責任もあります。
その上、従業員を適法に雇い、適法に給料を払う必要があります。
大変さで言えば、雲泥の差です。
ブラック企業、ブラック労働が叫ばれるようになった昨今、ますますサラリーマンの環境は恵まれ、経営者はコントロールが難しくなっています。
それでも、法がある以上、守らなければならないのです。
自分の意思
企業が従業員に対してブラック労働をさせるコトは違法です。
やってはいけないのです。
でも、ボクが尊敬する友人は、朝まで働くコトが珍しくなく、しかも給料なんてゼロ。
さらに、自分からおカネを出します。
何の話か、わかりますか?
ボランティア活動ですね。
ボランティアとは英語で、自発と言う意味です。
つまり、自分の意思で行うコトです。
企業や組織が、ボランティアに参加せよ、と言うのはおかしいのです。
その友人は、自分の意思でボランティア活動のリーダーをやり、徹夜もいとわず、もちろんボランティアなので給料なんてあるハズもなく、それどころか寄付すら行います。
困っている人、苦しんでいる人を助けるために。
自分の意思で。
サラリーマンが自分の環境をブラックだと嘆いている一方で、自分の意思でそこまでやる。
だからボクは尊敬するのです。
もちろんサラリーマンがブラック労働をする義務はありません。
同様に、ボランティアをやる義務も無いのです。
義務では無いにも関わらず、自分の意思で、それこそブラック企業以上のブラックな環境に実を置いて、他人のために働く。
そんな友人を持つボクは幸せであり、尊敬しているのです。
だから、ボクも、協力するのです。