ブログは生き残る
活字離れと言う言葉が一時的に話題になりました。
要は人々が本を読まなくなったからです。
でも、本を読まなくなったことが文字離れであるとは言えません。
だって、インターネットなんて、ほとんどが文字でしょ?
活字という紙媒体への印字技術が古くなっただけであって、インターネット時代の今、あいかわらずの文字文化全盛なのです。
SEOなんて、ほぼ、文字の文字による文字のための対策ですよ。
SNSの先駆者であるTwitterは文字文化そのものですし、mixiもFacebookもメッセンジャーもLINEも。
人間の会話が言葉で成り立つ以上、文字は絶対に無くならないわけです。
で、この記事。
Yahoo!ニュースの記事なので、数日経てば消えてしまいますが、カンタンに内容をまとめると、要はSNSに走った人がたくさんいても、結局、ブログが廃れずにがんばっている、てなことが書いてあります。
最近よく書いていますが、このブログ、昨日までで989日連続で記事を書いています。
記事の本数は2692本。
2,009年末から7年以上も書いています。
ブログを始める多くの人が長続きしない中で、こんなに続いているのはプチ自慢ですよ。
そりゃ、いつもこんなに長い文を書かなくても良いTwitterや他のSNSはラクですよ。
なのになぜボクは、こんなにも続けているのか。
逆になぜ多くの人はブログをあきらめて他のSNSに走るのか。
ヒントはこのあたり。
答えは、ボクがその他大勢のひとりにならないように気を付けているからです。
例えば、よく書いていますが、ボクはテレビを保有してません。
世の中のほとんどの家庭にはテレビがあることを考えれば、ボクはごく少数派の人間なんです。
普通の人たちって、ランキングが好きでしょ。
食べログのランキングを見て、人気の店に行く人たち。
ボクは違います。
自分の人生を自分で決めるかどうか
世の中で何かが流行れば、それに乗っかる人たち。
自分が自分の人生をコントロールするのではなく、他人によって自分の人生をコントロールされる人たち。
ランキングの上位に飛びつき、流行に飛びつく。
こう書くと、
「お前だって人気のiPhoneに飛びついてるじゃないか!」
と言う人がいるんですが、もちろんそれも違います。
これも以前から言っていますが、ボクはiPhoneを人気の有無で使っているのではありません。
実際に「自分で使って」操作性が良いと感じるので使っているのです。
iPhoneの人気なんてボクには関係無いのです。
もしこの先、世の中の大半のスマートフォンがiPhone以外になったとしても、iPhoneの操作性が良いと思えば、ボクはひとりになっても使いますよ。
思えば、ボクはかつて、いすゞと言う自動車メーカーのピアッツアと言うマイナーな自動車を買いました。全然流行ってなかったですし、周りにも乗っている人なんてほとんどいませんでしたが、そんなのはどうでもいい。自分が気に入ったから買ったまでです。
みんなが持っているかどうかではなく、自分がどう思うか。
当たり前のようで、実践できる人は実は少ないんです。
だから、ボクはまさにマイノリティ。
かと言って、世の中に逆らうと言う意味でも無いんですよ。
それはこれを読めばわかるかも。
ブログが続く人って全体の中で、ごく一部なんです。
その中で毎日、アクセス数が千とか万とか行くのはホントにごくわずか。
ボクは幸いにも、そのごくわずかなひとりであるわけですが、その理由はここまで読んでもらえばわかると思います。
SNSの方がラクだからSNSに走る。だからこそ、ラクでは無い方の道を選ぶ人が生き残る。
多くの人が向かう方に安易に付いて行かない。
例えば、ほとんどの人がテレビを見ているんだから、テレビを見て得た知識なんて誰もが持っている知識です。
それを披露したところで、大勢の中のひとりに過ぎません。
大勢の人が知らないことを書く。
大勢の人とは一線を画した考え方を書く。
ブロガーであれ、他の職業であれ、その独自性、独創性が無いと、生き残れないと思います。
たった一度の人生。
その他大勢の人と同じように、人生をコントロールされながら生きるか、それとも自分の意思で人生を決めるか。
今から考えるのも遅くは無いですよ。