改札
たまに思うんですよ。
この社会は犯罪コストでできている、と。
言い換えると、犯罪をする人がいなくなれば、人々はもっと支出を減らせるのです。
意味、わかりますか。
例えば、鉄道の駅の改札。
改札は何のためにあるか。
それは、乗客が適正に運賃を払っているかをチェックするためです。
犯罪が無ければ
逆に言えば、この世の中の誰もが不正乗車しなければ、改札は不要なのです。
すると、鉄道会社は改札を作るコストや運営するコストも削減できます。
その分、運賃も安くできるのです。
乗客は助かりますよね。
要するに、乗客は、犯罪者のせいで高い運賃を払わされているわけです。
これ、他のあらゆる場面に当てはまるのです。
小売店で、誰も万引きしないのであれば、店は無人で良いわけです。
そうすれば、人件費や監視カメラなどのコストが不要になり、その分だけ、安く売るコトができるのです。
警察もそうです。
犯罪者がいない社会なら警察も不要です。
すると、警察と言う巨大組織を運営するための税金を国民は払う必要が無くなります。
犯罪が無いなら、セキュリティ機能を上げる必要が無くなり、スマートフォンも安くなります。
この世の中は、とにかく、犯罪者のために一般人がコストを負担しているのです。
自分は犯罪被害者じゃ無いと思っている人も、そう言う意味では、全員が被害者なのです。