非天マザー by B-CHAN

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政治家を批判するのは当たり前

反日?

国会

 

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

よく、自民党や今の安倍政権を批判する人のことを、

 

「反日」

 

呼ばわりする人っているじゃないですか。

つまり、自民党は保守政権なので、それに味方することが日本の伝統を守ることであり、逆にリベラルな政党を支持すると、日本の伝統が崩れるから反日ということになる、という理屈ですかね。

 

でも、ちょっと待ってくださいよ。

 

日本という国家の主役は国民であって政治家では無いんですよ。

どの政党を支持するかどうかで反日なんて決まらないんですよ。

政治家というのは、あくまでも国民の下僕。

 

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この記事に書いたように、憲法は権力を縛るためのものなので、権力者が自分を縛る法の解釈を変えちゃダメなんです。

泥棒が自分の都合の良いように刑法を変えちゃダメなのと同じですね。

 

権力を批判するのは当たり前

 

そもそも論ですが、民主主義において、権力は対抗勢力です。

つまり、権力が増長すれば民主主義が失われます。

なので長い歴史の中で人類は学び、民主主義を守るために権力を縛る憲法を生み出してきたわけです。

そういう意味では、国民は、権力に対しては、迎合してはいけないんです。

常に批判的な目で見る必要があります。

日本という国では、戦後、民主国家になり、そのうちの大半の期間を自民党が与党として政権を握っています。

権力を批判的な目で見るというのは、別に自民党を批判せよという意味ではありません。

 

自民党が政権にいれば自民党を批判すべきです。

民主党が政権にいれば民主党を批判すべきです。

共産党が政権にいれば民主党を批判すべきです。

 

どの政党がという話ではなく、権力に対して批判的であれということなんです。

それが民主主義を守ることにつながります。

日本ではたまたま自民党が政権を握っている期間が長いので、必然的に自民党を批判する意見が多くなります。

つまりそれは、正常に民主主義が機能しているということなんです。

 

にも関わらず、単に保守政党を批判しているというだけで、反日、という判断をするなら、それこそ日本国民の民主主義を放棄することにつながりかねません。

日本国民が日本の主役なんですから、その国民の大切な権利を奪い取ろうとする事こそ「反日」なんですよ。

 

自分が日本国民として日本をしっかり守りたいのなら、どの政党が権力を握っても、しっかりと批判する気持ちを持つべきなのは言うまでもないことなんです。

 

なお、批判するというのは、何でも反対するという意味とはまったく異なるので、そこは間違えないように。