貸金庫
ボクは元銀行員なので、銀行関係のニュースには興味があります。
銀行員が貸金庫から顧客の財産を窃盗した事件が話題になりましたね。
貸金庫の仕組みなんて、どの銀行も似たり寄ったりなので、どの銀行でも起こりうる事件なのです。
と言うか、実際に起こっているのに、単に発覚してないだけの銀行があるのかも知れませんねえ。
それくらい、貸金庫の仕組みはザルなんですよね。
貸金庫の仕組みと言うより、運用の仕組みがです。
で、全国銀行協会としては、貸金庫への現金の預け入れを禁止するようですね。
まあ、現金以外はそのままなので、根本的解決にはならないんですが。
現金
ボクは前から言っているように、完全キャッシュレス推進派です。
現金と言う概念をやめて、すべてを電子化すれば、絶大なメリットがあります。
その数々の絶大なメリットの中のひとつが、履歴なんですよ。
おカネが電子化されると、すべての送金履歴が残ります。
誰から誰に、いつ、どれくらい流れたか。
これがすべて記録されます。
絶大なメリットですよね。
だって、犯罪者が犯罪できなくなるんですよ。
もちろん、裏金議員のおカネも。
賄賂も。
なので、政治家や公務員、暴力団、詐欺、あらゆる資金の履歴がたどれるようになります。
現金だと、履歴がたどれないんですよ。
毎度のように、デジタル化に対する反対者は存在します。
停電になったらどうするんだ!
と言う人たち。
そんな人たちは、電気を使わずに火を燃やして生活してください。