野球とサッカー
日本のプロスポーツで市場規模が大きいのが野球とサッカー。
なぜか、この2つの愛好家は敵対するコトが多いようです。
野球ファンはサッカーをけなし、サッカーファンは野球をけなす。
意味不明ですね。
観客動員数で言えば、日本では野球の方が多いです。
それに基づいて、サッカーは不人気とけなす野球ファンがいます。
そもそもスポーツの面白さと観客の数は関係ありません。
バスケットボールは野球やサッカーよりもずっと観客動員数は少ないですが、バスケットボールファンにとっては面白いスポーツです。
他のどんなスポーツもファンにとっては面白いのであり、観客動員数が多ければ多いほど面白いわけではありません。
観客動員数は単にファンの数を表しているだけです。
どんなに観客動員数が多くても、面白くない人にとっては面白くないですし、どんなに観客動員数が少なくても、面白い人にとっては面白いのです。
人によって違う。
この当たり前のコトを理解できない人が多いコト多いコト。
野球はスピード感が無いとけなすサッカーファンがいます。
これも当たり前ですが、種目によってスピード感が違うのは当たり前です。
野球やゴルフはスピード感が無くても面白いスポーツです。
逆に言えば、サッカーは100メートル走よりもスピード感は無いですが、それでも面白いのです。
全く異なる種目を同一の土俵で比較するコト自体が、頭の悪い行為です。
争い
争いを娯楽として行うのは良いと思います。
スポーツでチームに分かれて争うのは楽しいです。
しかし、現実には、わざわざ不毛な争いに持ち込んで必死な人たちがいます。
上記の野球とサッカーは典型的ですよね。
他にも世の中には必死に争う人たちだらけ。
iPhoneとAndroidのけなし合い。
MacとWindowsのけなし合い。
ゲーム機同士のけなし合い。
自動車メーカー同士のけなし合い。
携帯キャリアのけなし合い。
国家同士の争い。
本来、人間はそれぞれ好みが違うんだから、それに正解なんて無いんですよ。
なのにわざわざ争う。
国家間も仲良くすればいいんですよ。
人間ってのは戦争が好きなんですね。
で、ムダに精神を削ったり命を削ったり。
実際、この日本でも、殺人や暴行のニュースを見ない日はありません。
ボクには考えられないですね。
ボクは、iPhoneを見てもAndroidを見ても野球を見てもサッカーを見ても、そんな感情は少しも湧かないですね。
たったひとつ湧く感情は、
全部好き
だけです。
地球上の全ての人がボクのような性格なら戦争なんて起こらないんですが、残念ながら、そうでは無いんですよね。
腹を立てる人が多すぎです。
野球もサッカーもたかだかスポーツなのに人生を賭けるくらい必死な人がいますね。
ボクなんかプロ野球は12球団全部応援してますし、どのチームの試合も見ます。
偏向が無いのです。
Jリーグも18チーム全部応援してますし、どのチームの試合も見ます。
だって、特定のチームだけを好きになってしまうと、そのチームの試合しか楽しめませんが、全部を好きになれば、全部楽しめるんですから。
娯楽は楽しみましょうよ。