小学生
何十年も生きていると、その間には友人・知人を亡くすコトを経験する人も多いでしょう。
いわゆる高齢では無く、若くして亡くなる人たち。
ボクが人生で初めてそれを経験したのは小学5年生の時でした。
池
亡くなったのは小学5年生の同級生であるKくんとTくん。
池での溺死でした。
ボクは大阪生まれで、小学3年生の1学期までは大阪の小学校に通っていました。
その夏休みに奈良県に引っ越し、2学期からは奈良県の小学校に通い始めました。
学年の途中から新しいクラスに入るのは、人見知りっぽいボクにはハードルが高かったんですね。
そんなボクの家に、早々に遊びに来てくれたのが同じクラスのKくんとMくん。
ボクの方は人見知りっぽかったんですが、彼らは人なつっこいらしく、ボクは素直に喜びました。
3年生と4年生は同じクラスなので、彼らとも同じクラス。
5年生でクラス替えがあり、別のクラスとなってしまいました。
その5年生の初夏。
Kくんが池で溺死したのです。
小学5年生って、まだまだ子供なんですよね。
同級生が亡くなったコトは、半分くらいは悲しいのに、半分くらいは実感がありません。
もっと大人であれば、もっともっと悲しむコトができたんでしょう。
親友のMくんは悲しんでいるようでしたが、他の同級生は、そこまでの悲しみに見えませんでした。
ボクも自分の気持ちがよくわかりませんでした。
その後、高校時代の親友が、社会人になってから亡くなりました。
そのときのボクは、悲しみと恐怖が同時にやって来たのを覚えています。
大人になって死をリアルに実感したからでしょう。