外面
人を外面で判断したら損しますよ、と何度も言って来ました。
恋愛にしても、一目惚れで付き合ってしまうと、後から後から、こんなハズでは無かったと言うコトが次々と出てくるわけです。
人間関係での言葉のやり取りも同じ。
言い方とは外面を意味します。
美しい言葉で話す人が良い人で、汚い言葉で話す人が悪い人とは限りません。
詐欺師
美しい言葉の悪人として有名なのが詐欺師です。
一流の詐欺師は、実に巧みな言葉を話します。
人を魅了するのです。
だから、一流の詐欺師にダマされます。
詐欺師の中身では無く、詐欺師の言葉で判断してしまうからですね。
どんなに優しい言葉をかけても、それは言葉のみです。
困っている人に、寄付をしている人でも、しゃべりは下手で優しい言葉をかけられない人。
逆に、しゃべりが上手で優しい言葉をかけながら財産をだまし取る人。
どっちが立派かは言うまでもありません。
でも、多くの人は、外面つまり言葉で判断します。
大切なのは外面よりも中身つまり行為です。
テレビで政治家が芸能人がどんな立派な発言をしても、それは単なる言葉です。
カメラの前では人は演じられます。
それがホントかどうかなんてわかりません。
現に歴史上、カメラの前で尊敬を集めていた有名人が、裏で犯罪をしていた事例なんていくらでもあります。
どう見せるか、どう話すかではありません。
何をするかです。
見た目や発言で判断するのは、薄っぺらい判断力なんですよ。