奈良
ボクは大阪府八尾市の生まれですが、小学3年生の夏休みに奈良県に引っ越しました。
八尾市が都会と言うわけでは無いのですが、奈良県に引っ越すと、一気に田舎になりました。
八尾市のときには自宅から小学校まで徒歩1分。
それが、奈良県では通学時間が片道40分になりました。
ひたすら、農道や池のわきを通って、日々、登下校したのを覚えています。
下校時、夕方に暗くなると、怖かったですし。
虫
大阪府民だった頃に見たコトの無い虫に遭遇したのが奈良県。
特に百足(ムカデ)は大嫌いでした。
小学3年生の夏休みに奈良の自宅で人生ゲームをして遊んでいました。
ルーレットを回すと、天井から虫が落ちてきて、回転するルーレットの針で弾き飛ばされました。
それがムカデとの初対面でした。
名前も知らず、
大きなゲジゲジ!
と叫んだ弟。
それ以降、奈良での生活はムカデとの共存。
就寝中に何度も、ムカデがやって来て起こされました。
布団に入ってきて背中がもぞもぞしたり。
学習机で勉強中に足の上の駆け抜けていったり。
近所の子供は、外出の際に靴を履こうとして、靴の中にいたムカデに刺され、あまりの痛みに大泣き。
とにかく恐怖の世界でした。
そう言えば、夏の夜。
鳥が羽ばたく音が聞こえてきて、ボクの部屋の網戸に停まりました。
見ると、それは鳥では無く、巨大な蛾でした。
下校中に農道を歩いていて、側溝を見ると、茶色い靴が落ちています。
友達に話すと、
それ、ナメクジだよ。
と言われました。
社会人になって実家を出ましたが、もうあの恐怖は味わいたく無いのです。