鍵
ボクが子どもの頃の話です。
ボクの同級生が、自宅の玄関の鍵を首からぶら下げていました。
それが、紐では無く、ゴムだったんです。
彼は普段から何気なく、そのゴムを引っ張ってビヨンビヨンとさせていました。
目に直撃
ある日、同じようにいじっていると、鍵が目を直撃しました。
失明は逃れましたが、大きな手術をして、しばらくの間は、目に銀色のガードを付けて通学していました。
ボクから見れば、事故って怖いねえ、だけでした。
でも、何の事情も知らない他の生徒は、彼を見て、
「何をふざけた格好をしている!」
と言って絡んで来ました。
大人でもいますよね。
目が合っただけでケンカ腰で絡んで来る人。
まさにアレです。
頭の悪い人の行動を子どもの時に目の当たりにしたわけです。
その時はボクには、絡んで来た人の行動は理解不能でした。
そしていまでも、ケンカ腰で来る人の行動は理解不能です。
なんで世の中には、頭の悪い短気な人が存在するんですかねえ。