共通テスト
大学入試共通テストの試験問題が試験中に流出した事件。
もちろん大問題であり、そのコト自体は全容解明が待たれます。
世の中では、そのニュースで大騒ぎです。
一方、それと並行して、ボクの頭の中には、こんなコトが浮かびました。
入試で騒ぎすぎの世の中。
入試の重み
いまの日本社会では学歴が非常に重視されます。
学歴によって平均的な生涯年収が決まってしまうので、多くの人が受験に熱を入れます。
これはつまり、受験の成否がその後の人生に大きな影響を与えると言うコトです。
それは紛れも無い事実なので、それはそれでボクもそう認識していますが、一方で、それって正しい社会のあり方だろうかと思ってしまうんです。
わかりやすく言えば、長い人生を送るに当たって、学歴なんて数ある要件のひとつに過ぎないと考えられる世の中の方が幸せなのでは無いか、と。
大学入試に失敗しても、他にも成功する道は多岐に渡っている。
そんな世の中の方が生きやすいと思いませんか?
受験問題が流出したのは、いまの日本社会においては重大な問題ですが、それよりも、日本社会が変化して、
「受験問題が流出したの?だから何?別に学歴なんて人生に対して影響与えないよ。」
くらいの世の中の方が幸せな人が増えると思うんですよね。
でも、残念ながら、日本社会は学歴重視であり、学歴で生活レベルまで決まる人が多数です。
だから、受験問題流出で大騒ぎ。
ボクは、そんな世の中を見て、
ふ〜ん。
と思ってしまうのです。