全米が泣いた
世の中は商業主義なので、売れたモノ勝ち、みたいなところがあります。
例えば、わかりやすいのは映画ですね。
映画の評価を決める基準として、ヒットしたかどうか、があります。
歴史に残る大ヒット映画は名作でしょうか。
例えば、100万人が見た大ヒット映画、があるとしましょう。
すごくカンタンな話ですが、大勢の人が見たかどうかと、良し悪しは何の関係もありません。
なぜなら、わかりやすく言えば、映画を見た100万人が全員、
つまらなかった。
と思っているかもしれないからです。
他人の感想
映画って、見ないと、面白いかどうかはわかりません。
上記と違ってヒットしていない映画があったとしたら、それは駄作でしょうか。
それも違いますよね。
だって、ほとんどの人が見ていないんですから。
見れば面白いと感じたかも知れないのに見ていないので判断できない。
つまり、ヒットしていないコトと映画の良し悪しは何の関係もありません。
多くの人が見ても、多くの人が見なくても、作品の良し悪しとは何の関係も無い、と言うコトがわかりますよね。
でも、映画を見た人がクチコミで良い評価を広めたからヒットしたのかも知れない、そう思う人もいるでしょう。
それでも同じコトです。
クチコミを聞いて見に行った結果、やっぱりつまらない、と思うかもしれないからです。
書籍でも同じですよね。
ベストセラー、と言いながら、読んだ多くの人がつまらないと思うかもしれません。
売れたかどうかと、良し悪しは関係無いのです。
ボクがなぜ、こんなコトを書くか。
長いものに巻かれろ、的な人が多いからです。
それは思考の放棄と同じです。
世の中がそうだから、自分はそれに従うだけ。
そうやって生きていると、間違いに気付きません。
いつも疑問を持つコト、探究心を持つコト、自分で考えるコト。
それが自分の人生を生きると言うコトです。
世の中で流行っているから良い、とか。
世の中の多くの人が支持しているから正しい、とか。
まずはそんな考え方を捨ててみませんか?
全米が泣いたかどうかと、あなたの涙腺は無関係です。