国
21世紀はグローバル化の世紀ですが、ここに来て国家間の戦争が目立ちます。
言うまでも無く、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ、そしてインドとパキスタン。
グローバル化の流れの中で、ナショナリズムの考え方が刺激されているんでしょうか。
こんなコトを書くと、ボクに愛国心が無いのかと言われそうですが、このブログでもずっと書いています。
ボクにあるのは、愛国心よりも愛星心なのです。
星
地球が誕生してから40億年以上。
人類が誕生してから、数万年、数十万年。
その間、国家なんて、ずーっと存在しなかったわけです。
国家が誕生したのは、ほんの数千年前。
歴史の長い日本でもせいぜい3千年弱。
他の国なんて、それこそ数百年程度の国もたくさんあります。
要は、元々、そんなモノは無かったのに、ごく最近になって、人間が国と言う概念を作っただけなんです。
なぜか、多くの人たちは、そのごく最近の概念をとても大切にし、命まで掛けようとします。
なぜ?
いや、別にそれを否定しようとは言いません。
だって、誰だって、何かを大切にする気持ちはありますから。
ボクだって自分の所有物は大切にしています。
でも、それのために命までは掛けないなあ。
ましてや、人類なんて、みんな同じ星の同胞なのに、わざわざ国と言う概念を作り出して、わざわざ分断して、まるで別々の生き物であるかのように、命を奪い合う。
ボクから見れば、何をやってるんだろう、なんですよ。