パチンコ店
人生で10回ほど引っ越したボクのいまの自宅は東急東横線の妙蓮寺駅が最寄りです。
生まれて初めての横浜市民です。
聞いた話によると、東横線で駅前にパチンコ店が無いのは妙蓮寺駅と田園調布駅だけ。
で、妙蓮寺駅なら通勤もラクだし家賃も安いので、ここに決めました。
駅前にパチンコ店が無いと静かでいいですね。
これはパチンコの好き嫌いの話では無く騒音の好き嫌いの話です。
さて、世の中には、パチンコに関する話題があります。
それは、三店方式が実質的な脱法では無いのか、と言う話です。
合法違法
パチンコの売上が北朝鮮に送金されていると言う話がありますが、その件は確証が無いので、ここではやめておきます。
確証があれば、いずれ話すかも知れませんが。
想像だけで断罪するのはイヤなので。
で、まず、パチンコの三店方式について。
日本では、競馬、競輪、競艇の公営ギャンブル以外は違法なので、パチンコで勝っておカネをもらうのは違法です。
そこで、パチンコで勝った客は、パチンコ店から景品を受け取ります。
次にその客は、近くにある景品交換所に行き、景品を売ります。
これで、その客はおカネを得られるわけですね。
客と景品交換所がモノの売買をしただけなので違法ではありません。
最後に、パチンコ店は景品交換所から景品を買い取ります。
これも単なる売買なので違法ではありません。
ただ、全体で見れば、パチンコで勝った客がおカネを得たコトになったので、実質的な脱法では無いか、と言われているわけです。
この話を聞いて、ボクが思うのは、他にも応用できてしまうんじゃないか、と言うコトです。
例えば、賭け麻雀は違法です。
ところが、AさんとBさんが普通に麻雀をしてAさんが勝ってBさんがカレーライスをおごるとします。
実はカレーライスくらいをおごるのは違法じゃ無いんですよね。
ジャンケンで負けた方が勝った方に食事をおごる、みたいな。
で、AさんはCさんにそのカレーライスを10万円で売ります。
これ、単なる売買ですよね。
これで、Aさんは10万円をゲット。
CさんはBさんにカレーライスを10万円で売ります。
これも単なる売買。
これでCさんはチャラ。Bさんの手元にカレーライスが戻ってきました。
トータルで見ると、麻雀で勝ったAさんがBさんから10万円をもらったのと同じ結果なんですよね。
そんな抜け道があるのなら、法律の意味が無いですよね。
となると、やはり、パチンコの三店方式も違法にしないと、つじつまが合わなくなります。
要は、三店方式はパチンコだけの問題では無く、世の中のあらゆる状況で合法的に実質的な賭け事が可能になる、と言うコトですよね。
でも、実際は、パチンコ業界と利害関係のある警察OBや政治家って少なくないんですよね。
だから、この矛盾を解消する動きにはならないと思います。
世の中って面白いですね。
ちなみにここに、政治家の名前がズラリ。