交差点
刺激的なタイトルを付けてしまいましたが本意ではありません。
あとで書きます。
今日もまた、交差点での交通事故で歩行者が亡くなるニュースを目にしました。
年間の交通事故死者数は3000人から4000人。
つまり、毎日、平均して10人ずつ亡くなっています。
もし、どこかの交通事故で10人が亡くなったら大きなニュースになるはずですよね。
でも、実際には毎日、交通事故で実際に10人ずつ亡くなっているわけです。
明日も明後日も、必ず10人、亡くなるわけです。
それくらい大きな現実が日本の現状なのです。
青信号
ボクは、このブログで、繰り返し、青信号について書いて来ました。
歩行者が青信号を見て交差点を横断します。
多くの人が勘違いしていますが、青信号は安全の合図でも何でもありません。
語弊を恐れずに言えば、青信号に何の意味もありません。
意味があるのは、クルマが来ているかどうかです。
クルマが全く来ていないのであれば、赤信号で渡っても安全です。
これがタイトルの意味です。
でも、それは違法です。
なので、まず、ルールとして青信号まで待ちましょう。
でも、青信号であるコトと、クルマが走ってくるかどうかは別の話です。
なぜなら、世の中の何台かに1台は必ず、道路交通法に違反するからです。
あなたが青信号を渡っていても、そこにクルマがツッコんでくれば、あなたは命を落とします。
重要なのは、クルマが走ってきているかどうかです。
でも、多くの人は、なぜか、青信号になったら渡ってしまうんです。
青信号と安全は何の関係も無いのに。
安全かどうかはクルマの有無です。
なので、信号を渡る際はたったひとつ、走っているクルマが無いコトを確認する作業が必要なのです。
走っている以上、そのクルマは、信号を無視して突っ込んで来る可能性がありますし、運転をミスして他のクルマにぶつかって、はずみで歩行者をひく可能性があります。
歩道に乗り上げる可能性もあります。
多くの人が起こす間違い。
それが、
青信号で渡ってしまう
と言うコトなんです。
クルマが走っていれば、青信号でも歩行者は亡くなるのです。
当たり前のコトですよね。
なのに、多くの人は、この当たり前の思考ができずに残念ながら命を落とします。
見るべきは、信号の色では無く、クルマの動作。
とにかくすべてのクルマが停まっているコト。
これが横断の合図です。
ボクがよく見るのは、青信号を見た歩行者が、トラックなどがまだ走ってきているのに歩行する様子です。
これです。
この人は、このトラックが赤で停まるコトを前提に渡っています。
あなたもたぶんそうでしょう。
でも、このトラックがきちんと赤で停まる根拠は何も無いですよね。
むしろ、何台かに1台は確実に信号無視をします。運転ミスか悪意か体調不良で。
このトラックがそれらに該当しない保証は何もありません。
停まる根拠は何も無いのに、あなたは歩行者信号が青と言う理由だけで渡ってしまう。
その結果、毎年、何の罪も無い人が、何人も何人も命を落としているわけです。
繰り返しますが、確認すべきなのは、歩行者信号が青になったコトではありません。
このトラックが確実に停止したかどうかです。
停止したコトを確認してから横断すれば、命を落とすコトは無いんです。
交差点での交通事故は、残念ながら、何の罪も無い歩行者が犠牲になるコトが多いんです。
だからと言って、運転手を処罰しても、失われた命は戻りません。
なので、最初から、何台かに1台は必ず信号無視をすると言う前提で横断歩道を渡ってください。
あなたやあなたの家族の命を守るために。
確認すべきは、上図のトラックです。