完璧
最近、サッカーや野球の誤審をとやかく言う人が目立ちます。
審判員も人間なので、完璧な仕事はできません。
この世の中に、仕事で1回も全くミスをしたコトが無い人や、これから1度もミスをしない人なんているでしょうか。
文句を言っている人たち。
あなたたちもミスをするのです。
スポーツの審判だってミスをするのです。
審判に完璧を求めるのは、不可能なコトを求めるのと同じです。
ヒューマンエラー
完璧を求めると足をすくわれるのです。
ヒューマンエラーは必ず起こると言う前提で環境作り、システム作りをする必要があります。
だから、スポーツのビデオ判定は正解なのです。
鉄道だって、自動ブレーキがあります。
人間に100%頼ると危険だからです。
自動車の自動ブレーキも増えつつあります。
危険運転も事故も無いのなら、ドライブレコーダーなんて不要なのです。
逆に言えば、人間に完璧を求める前提だと危険なわけです。
日本の法体系では、公務員や政治家は悪事を行わないコトを前提としています。
だから、罰則が無かったりします。
その結果が、いまの日本です。
不正だらけなのに、処罰される政治家の少ないコト。
最初から、ミスも悪事も起こる。
その前提で制度設計をしておかないと、結局は、世の中は悪くなるのです。