多要素認証
最近、証券会社からいっせいにメールが来ています。
例の詐欺問題ですね。
あれって要するに、ユーザーが詐欺メールにダマされて、ニセのページでパスワードを入力してしまったから起こっているんです。
ダマされる人が多いんですよねえ。
証券会社の落ち度では無いんですが、ダマされる人が多いため、証券会社側で対策をするコトになったわけですね。
その対策が多要素認証です。
確率
みなさん、考えてみてください。
パスワードって確率なんです。
例えば、銀行のキャッシュカードの暗証番号。
あれは4桁です。
つまり、0000から9999まで。
全部で1万通り。
と言うコトは1万分の1の確率で突破されるわけです。
ただし、暗証番号がわかるだけではダメなんですね。
キャッシュカードと言う物理的な媒体が必要です。
物理媒体と暗証番号は揃って初めて解錠です。
一方、ネットでのログイン。
これはIDとパスワード。
そして多要素認証なら、もう一度別のコードが送られてきます。
6桁の数字であるコトが多いですよね。
とは言っても、それもたまたま当てられてしまえば、突破されるのです。
6桁だから100万分の1。
つまり、完全に確率の世界。
突破される確率はゼロでは無いのです。
これがキャッシュカードとの違いですね。
なので、ボクは顔認証のようなパスキーをオススメします。
iPhoneのFace IDのように立体的な顔認証なら、さすがに突破されるリスクはほとんど無いですからね。