非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

保守

日本

 

 

ボクには保守と言う言葉は似合いません。

常に、変化や新しいモノを求めているからです。

伝統とか保守って、それ自体に矛盾もはらんでいますしね。

 

日本らしさを声高に叫ぶ人、多いですよね。

それってなんでしょうか。

 

 

らしさ

 

 

最近は珍しくありませんが、髪を染める人が一般化しました。

かつて、髪染めが流行りだした頃、こんなコトを言う人が少なくなかったんです。

 

日本人のクセに髪の色を変えてどうする。

 

ボクはすぐに思いましたよ。

あなた、日本人のクセに洋服着てるよね、と。

 

日本人なのに、洋服を着て、洋食を食べ、洋室に住み、洋式トイレを使う。

 

そもそも、和服は日本人らしいのでしょうか。

日本人は当初から和服を着ていたわけではありません。

日本と言う国家が成立して、長い長い年月が経過して、やがて登場したのが和服です。

つまり、和服は、

 

後から出来たモノ

 

なのです。

和食もそう。

和室もそう。

和式トイレもそう。

 

ここに、伝統や保守の矛盾があるのです。

まるで、最初からそうだったように語る。

いま、伝統として語られるモノはすべて、

 

後から出来たモノ

 

なのです。

日本誕生と同時に出来たモノなんて、何もありません。

本来の日本を守ろうと言うのなら、和服も和食も和室も日本語も捨てなければならないのです。

 

ボクはその矛盾がおかしいと思うので、保守と言う考え方を持ちません。

人は常に変化し、前に進むモノなのです。

それが成長です。

 

保守のために、前に進むのをやめ、しかも、その守るべきハズのモノも実は後から出来たモノ。

 

何のこっちゃ。