残念なコト
この世界には残念なコトが色々とありますが、改善可能なコトが多くあり、実際、世の中はどんどん改善されて良くなっています。
一方で、残念なコトが普及しすぎて、もはや、改善が困難になっている事態もあります。
ボクが思っているひとつ目は、自動車の左右。
世界中の多くの国々では、左ハンドル、つまり、自動車は右側通行ですが、日本を含むいくつかの国では右ハンドルで左側通行です。
そうです。
日本の自動車はマイノリティなのです。
日本の自動車メーカーは世界で売るために、反対側にハンドルを付けたクルマを作る必要がありますし、諸外国のメーカーも逆に然り。
もちろん、日本で左ハンドル車を売るコトも可能ですが、どうしても右ハンドル車と比べて販売台数は少なくなります。
もし、最初から全世界で統一されていれば、こんなムダなコストはかからなかったのに。
電気
ふたつ目。
それは日本国内の電気の周波数。
有名な話ですね。
東は50ヘルツ、西は60ヘルツ。
これのせいで、東日本と西日本で使える電気製品に互換性がありません。
もちろん、両方で使えるように設計された製品もありますが、その設計自体がムダですよね。
電車だって東と西を跨ぐ際に周波数が変わるので、それに対処できる設計が必要です。
もし、最初から日本で統一されていれば、こんなムダなコストはかからなかったのに。