一票の意味
みなさん、こんにちは!
こう書いていますが、実は頭痛。
ボクは持病として頭痛持ちですが、それでも3日連続のひどい頭痛。
そして同時に2週間ほど続いている強烈な肩こり。いや肩こりを超えて痛いです。
左目が痛く、左の頭が吐くほど痛く、左の方が激痛。
病院行くべき?
そんな中、今回は、こちらの記事を取り上げます。
読みましたか?
この手の記事。というか、選挙に行かない人、多いです。
で、行かない理由を訊ねられると、
どうせ行っても何も変わらないから。
と答える人が多いです。
まあ実は、それは、表面上の理由でしょうけど。
ボクも昔は投票に行ってませんでした。
理由はカンタン。
どうせ行っても何も変わらないから。
いや、違います。
興味が無かったからです。
実はホンネを言えば、興味が無いって人、多いんじゃないですか。
で、ボクがプレゼントしたい意見は、選挙へ行かない人への非難ではありません。
逆
です。
これを読んでいる多くの人は日本人で、日本に生まれて日本で育ってきた人だと思います。
で、このブログを読んでる、と。
みなさん、知らないでしょうけど、こうやって自由にブログで意見を言える国って意外と少ないんですよ。
いや、そもそもブログだけじゃなく、日常生活で自由に意見を言える国って意外と少ないんです。
日本はその少ない国のひとつです。とても自由な国です。
わかりやすいのは、日本のすぐ近くの国、北朝鮮。
あそこは独裁国家なので、国民はこんなふうに自由に発言できません。
独裁者に批判的な思想を持つと、逮捕されたり死刑になったり。
いままでのすばらしい日本
で、実は日本もこんな自由な国になったのは、ここ数十年のことなんです。
戦前や、その前の江戸時代あるいはその前。
日本も民主国家とは呼びにくい国でした。
いまの日本で生まれ育った人たちにとっては想像しにくいでしょうけど、こんなに自由に生活したり発言できることは、国民が民主社会を得たからこそできることなんです。
もし北朝鮮のように独裁者が国を支配すれば、もはや今までの生活はできなくなります。
で、選挙とは何か。
いまの日本で行われる選挙は、民主選挙です。
あくまでも、みんなで投票して政治家を決めようという選挙です。
絶対に独裁者を許してはいけないから、こういう仕組みになっているのです。
ここで知って欲しいのは、憲法のこと。
憲法のことを間違って理解している人がめちゃくちゃ多いのです。
だからこれを読んでください。
憲法は他の法律とはまったく異なり、国民では無く、権力者を縛るための法律です。
いまの日本の自由な社会は、いまの憲法が権力者つまり政治家を縛り付けて暴走できないようにしているから実現できています。
そして、今回の選挙で、憲法改正発議ができる議席数を改憲賛成派の国会議員が占めました。
てことは、わかりやすくいえば、
自分たちを縛っている憲法を変えてしまおう
という提案ができるようになったわけです。
これはいまの憲法で初めてのことです。
これが何を意味するか、わかりますか。
最悪のケースをここに書きます。
権力をもって自由に使えるようにしよう!
という憲法に変える可能性がでてきたってことです。
もしそうなれば北朝鮮に近づきます。
逆に言えば、国民は権力者におびえながら生きていかなければならない世の中が来るかもしれないってことです。
今までのような生活はもう無くなるかもしれないわけです。
実はボクは憲法改正に賛成の人間です。
なぜなら、いまの日本国憲法には欠点があるからです(今回は具体的には書きません)。
憲法を改正することには賛成ですが、だからと言って、
政治家が自分を縛る憲法を改正しようと言うのには注意する必要があります。
とても悪い言い方をしますが、
犯罪者が「刑法を変えよう」と言うのと関係性が似てます。
犯罪者が自分を罰する法律を変えるなんて考えられませんよね。
(別に政治家が犯罪者だとは言ってないので意味を取り違えないように。)
当事者が自らを縛る法を自ら変えようと言うのは要注意だぞ、という話です。
今後、憲法改正に向けて動き出すでしょうし、ボクも賛成します。
ただし、その中身については、すべての国民が徹底的に注意すべきです。
無関心でいることは、いまの自由な生活を奪われることになる可能性があるからです。
無関心でいることすら許されなくなるかもしれません。
政治に無関心なヤツは処刑する、なんて世の中はイヤでしょ。
だから、これからが重要な局面です。
これを読んでください。
ボクは選挙に行かない人を非難しません。
むしろ逆です。
選挙に行かない人は、自分に有利な権利を自ら手放してしまっている。
だから、あわれんでしまいます。
せっかく選挙に行くことで、自分に有利な環境に近づくのに、それを捨ててしまっているわけです。
選挙投票は義務というより、権利だと考えてください。
もし政治家が暴走して、
選挙に行かないヤツは処刑する、
なんて法律が作られてしまったらどうしますか?
もう、選挙に無関心なんていう自由な国では無くなるんですよ。
あのとき、ちゃんと選挙に行ってればこんなことにならなかったのに、と後悔するでしょう。
もう一度言います。
選挙に行くのは自分に有利な環境を手に入れるための、
権利
です。それをわざわざ捨てて、極端に言えば北朝鮮のように国民にとって過酷な国に近づいてしまうのは、ボクは怖いです。
しっかり選挙に行って、今までのように自由な日本をキープし、その上で、憲法を
改正
して、もっと平和な世界になれば、なお良いと思っています。
だからこそ、ボクは選挙に行かない人たちをあわれんでしまうのです。