人で判断すると間違える
人間は完璧な生き物ではありません。
何もかも完璧に正しい人もいませんし、何もかも完璧に間違っている人もいません。
もしかしたら、世界に1人くらいはいるかも知れませんが、日常生活で出会う確率はほぼゼロなので、人間は完璧な生き物であると言う考え方を除外して生きる方が正確です。
例えば、ボクはこうやってブログを書いていますが、ボクも正しいコトも言いますし、間違ったコトも言います。
あなたもそうです。
誰もがそうです。
だから、人で判断すると間違えるのです。
あの人だから正しい
人を支持するのは、ある意味、危険です。
理由は既に書いたとおり。
支持するのはもちろん自由ですが、支持するコトと、その相手が正しいかどうかは別だと言うコトをしっかり認識しておきましょう。
例えば、ボクはかつて、野球選手のイチローのファンでした。
イチローのプレーに魅了され、何度も見に行きました。
だからと言って、イチローの発言がすべて完璧に正しいとは限りません。
イチローのファンであるコトと、イチローが正しいかどうかは別問題です。
これは、どんな政治家にもタレントにも当てはまります。
与党の支持者、野党の支持者、それぞれが存在します。
でも、支持するからと言って、その政党が言っているコトがすべて正しいと思うのは思考放棄です。
与党でも野党でも、それぞれの意見によって考え方はまちまちです。
中には、与党と野党とで考えが一致する意見もあります。
なので、単純に支持ベースで考えると矛盾が生じるコトもあるわけです。
A党を支持しB党を非難する、の一点張りだと、A党とB党の意見がたまたま一致したときに矛盾しますよね。
大切なのは、誰が言ったかでは無く、何を言ったかです。
発言の中身を考えるコトです。
いまの世の中を見ていると、さすが●党、とか、さすが●さん、などと、政党や人物で評価する傾向が強いと感じます。
繰り返しますが、どんな政党でも人物でも、完璧ではありません。
盲目的に支持したり非難すると、間違えるコトがあったり矛盾するコトがあります。
どんなにキライな相手でも、正しいコトを言うコトもあるんですよ。
そこを注意してください。
単に政党や人物を支持・非難するのは思考放棄です。
きちんと中身のひとつひとつを判断しましょう。
自分のためにも世の中のためにも。