特別定額給付金
新型コロナウイルスによる大不況の救済のため、全国民に支給される10万円の特別定額給付金。
市町村によって支給開始時期が異なり、すでに始まっている地域もあります。
ボクが住んでいる横浜市は5月12日からオンラインでの申請が可能になったので、さっそくやってみましたよ。
ボクは、
- マイナンバーカード
- iPhone XS Max
を持っているので、紙の書類は一切不要で、自宅でカンタンに申請できます。
ボクは10分で終わりました。
先日、iPhoneだけで確定申告も終わらせましたが、それ以上にカンタンでした。
マイナンバーカード
ニュースを見ていると、特別定額給付金を申請するために、役所が大混雑しているようですね。
新型コロナウイルスに感染しないための自粛によって不況が起こり、それを救済するための給付なのに本末転倒ですね。
世の中には、新しいモノをいち早く取り入れるタイプの人と、後から付いて行くタイプの人がいます。
ボクは前者なので、マイナンバーカードもすでに作ってあります。
ITに詳しい人は、ITの概念そのものを理解しているので、そのメリットとデメリットの両方を勘案し、結果、ITを使うコトを選びます。
しかし、ITに詳しくない人は、例えば、
電子マネーはハッカーに奪われる
などと言うウワサに惑わされます。
実際、セキュリティの仕組みや確率で考えれば、電子マネーよりも現金の方が危険なんですが、残念ながらそれはITに詳しい人にしかわかりません。
なので、詳しくない人ほど怪しいウワサを信じてしまって、逆に危険で不便な選択をしてしまうのです。
あと、ボクが気になるのは、ITに詳しくは無いけれど、ITを使おうとする人。
姿勢はとても良いと思います。
でも、例えば、IT活用に関してこうやってブログを書いているボクだって、最初から詳しかったわけではありません。
年間100冊以上の本を読みますが、その中にはIT関係の本もたくさんあります。
少なくとも一般の人以上に、猛勉強しています。
不動産業界のくせに、システムアドミニストレータや情報処理技術者試験にも合格しています。
良いか悪いかは別にして、かなり勉強しているコトには違いありません。
だから、パスワード管理も徹底しています。
ニュースを見ると、マイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまって、結局、手続きのために役所に行く人も多いようです。
要は、リテラシーとはそう言うトコロなんですね。
ボクはパスワードや暗証番号は、自分ですら覚えられないような複雑なモノをアカウントごとに別々に作ります。
でも世の中には、暗証番号をすべて自分の誕生日とか1234のようなカンタンなモノにしてしまう人がたくさんいます。
そして、ITは危険と言ってしまうのです。
それはITの問題では無く、セキュリティ意識の問題です。
例えば、ボクは、こんな記事を書きました。
世の中には、自宅にいるときに鍵を掛けない人が多いんですよ。
自宅にいるときに鍵を掛けていなければ、強盗がカンタンに入ってきますよね。
命の危険があります。
不在のときに鍵を掛けなくてもモノを盗られるだけで済みます。
こんなカンタンなコトなのに、実行できない。
家にいるときに鍵を掛けない。
ね、ITは関係無いんです。
セキュリティ意識の問題です。
と言うわけで、変なウワサを信じるよりも、きちんと仕組みや確率を学んで、安全かつ便利なモノを使うほうが、結果として身を守れるのです。
コロナ自粛の中、混雑する役所に押しかけている人。
そこで感染するかも知れませんね。
ほんの少しの学びが大きく行動を変えます。
新しいモノを毛嫌いするのではなく、きちんと学びの姿勢を持ち、正しい知識で、より安全、より快適なモノを判断できるのが、自分や家族の身を守ります。
もちろん新しいモノがすべて正しいと言うつもりもありません。
それも含めての判断力を鍛える。
それは、日常の学びの姿勢にかかっていると思いますよ。