リボ払いのコース
ボクは10枚ほどクレジットカードを持っています。
iPhoneのApple Payには8枚までしかカードを登録できないんですけどね。
ボクは日常の買い物のほとんどをクレジットカードで行います。
現金を使うメリットは無くなりました。ATMに足を運ぶ時間すらムダです。
そんなボクもリボ払いは使いません。
ボク自身はリボ払いは使わないんですが、今回はリボ払いの記事です。
楽天カードから、リボ払いに関するお知らせが来ました。
それによると、楽天カードのリボ払いは、
残高スライド定額方式
から
最終貸付後残高スライド定額方式
に変わったそうです。
具体的に、どう変わったんでしょう?
説明します。
まず、残高スライド定額方式とは。
リボ払いの残高に応じて月の返済額が変わります。
月の返済額はあらかじめ設定しておくことができます。
例えば残高が20万円以下なら月の返済額は2万円、残高がそれを超えていたら月の返済額は4万円、などと設定しておくわけです。
すると、30万円の買い物をしてリボ払いを開始したら、月の返済額は4万円となりますが、だんだん残高が減って、20万円以下になったら、月の返済額は2万円になります。
最終貸付後残高スライド定額方式
では、あらたに採用された最終貸付後残高スライド定額方式とは。
これは、残高が減っても月の返済額が変わらない方式です。
例えば残高が20万円以下なら月の返済額は2万円、残高がそれを超えていたら月の返済額は4万円、などと設定しておいた場合に、30万円の買い物をすると、月の返済額は4万円です。
そして、残高が20万円以下になっても引き続き月の返済額は4万円のままです。
てことは、早く返済が終わりますね。まあ、その分、月の返済負担は大きいわけですが。
逆に、最初に10万円の買い物をした場合は月の返済額は2万円ですが、さらに追加で20万円の買い物をした場合は、月の返済額は4万円になります。
あくまでも最終の貸付時点の残高に応じて適用されるわけです。
まとめ
この変更を見る限り、楽天カードは、貸付の回収を早く行いたいようですね。残高が減っても月の返済額は減らないわけですから。
まあ、ユーザーにとっても、早く返済が終われば金利負担が少なく済むので、その点ではメリットです。ただし、少しずつ返すという目的は果たしにくくなります。
リボ払いとしてのメリットは薄らいだわけです。
最後に余談です。
楽天カードって、たまに、リボ払いキャンペーンをやるんですよ。
リボ払いを利用したら5000ポイントプレゼント、的な。
さっき貼った記事のように、リボ払いは恐ろしいモノですが、それは使い方を工夫すればいいんです。
例えば、月の返済額を20万円に設定しておけば、10万円の買い物をした場合は1回で返済が終わります。そうすると支払う金利は非常に少額で済みますよね。
もし年利15%だとして、10万円の買い物を1ヶ月後に返済すれば、
10万円 × 15% ÷ 12 = 1,250円
つまり金利負担は1,250円だけ。それで5000ポイントもらえるのなら、 儲けですよね。