まずは経済学
ミクロ経済学、マクロ経済学という学問はボクは大好きです。
なぜなら、
めちゃくちゃ面白い!
からです。
まったく知らない人は、ダマされたと思って読んでみてください。
経済学に無縁の一般の人にオススメです。
ミクロ経済学はボクたちの日常生活の仕組みそのものを学び、マクロ経済学は主に政府の役割を学びます。
世の中がどのように動いているかがわかるようになります。
ひとつ確かなことは、景気は人々の心によって決まるということです。
個々の個別の例外は無視して大多数の人々の心の動きです。
例えば、デフレとインフレはこういうことです。
経済は人間心理で決まることを頭に叩き込んでおいてください。
経済学はそれを前提に学びます。
従来の経済学とこれからの経済学
しかし、従来の経済学は概ね20世紀にできあがっているんですよね。
そこでは基本的な概念を学ぶことができますが、21世紀に登場した概念が織り込まれていません。
それは、
インターネット
です。
インターネットの登場・普及は世界を変えましたよね。
若い人にとっては生まれたときからインターネットが存在しているので意識しないかもしれませんが、アラフォーくらい以上の人にとっては、人生の真ん中くらいで、ようやくインターネットが登場したんですよ。
人生の前半は、まさかそんな世界になるなんて夢にも思いませんでした。
それくらい激変したんですよ。
インターネットは時空を超えました。
- 地球の裏側と
- 一瞬で
情報をやり取りできるようになったんです。
これがどういうことかと言うと、人間の心理も一瞬で世界に伝わるということです。
例えば、景気が悪くなりそうだという情報も一瞬で世界中に広がります。
この点は従来の経済学の想定外です。
経済学ではすべての人が平等に瞬時に情報を手に入れるような世の中を、
完全市場
と呼びます。
実際には、そんな世界は無いことが前提で、あえてそれを学ぶんです。
それが経済学でした。
しかし、インターネットによって、限りなく完全市場に近い世の中ができつつあるんです。
経済学では仮定の話だった世の中が、逆説的ではありますが、まさに仮定では無くなりつつあります。そういう意味で経済学の想定外の世の中になりつつあります。
しかし、完全市場が現実になるとすれば、世の中のすべての人が瞬時に平等に情報を手に入れられる、つまり、情報によるコントロールがしやすくなるわけです。
景気が悪くなるぞ、という情報が瞬時に広がってしまうわけです。
だったら、逆にそれを利用しなきゃもったいない。
そうです。
景気が良くなりそうだというウワサを流すのです。
それが世界を駆けめぐれば、それが景気を押し上げる要因になります。
なぜなら、経済は人間心理だからです。
思ったことが実現する
情報を正確に発表することは大事なことです。
でも、それをどう思うかは個人の自由です。
ボクからみなさんへのお願いとしては、ぜひ、景気が良くなりそうだという思い、感想をネットにたくさん書き込んでほしいんですよ。
それをどんどんリツイート、シェアしまくる。
そうすれば、政府の景気対策以上に実効性があると思うんです。
政府の対策はあくまでも従来のマクロ経済の範疇。
しかしネットでの拡散はそれ以降の概念。
ぜひ、みんなのチカラで人間心理を、つまり景気を良くしましょうよ。
以下の記事も参考にしてください。