おカネ
ボクはたまに、こんなコトを考えます。
それは、この社会にある、おカネの総額について、です。
1年間に数百億円を稼ぐ人もいます。
無収入の人もいます。
事情はそれぞれです。
病気やケガでやむを得ず収入がストップする人もいます。
すべての人に言えるのは、生存する権利があると言うコトです。
生存
そこで、この社会にあるおカネの総額を考えてしまうのです。
すべてのおカネの総額を足して、それを全人類で分け合うのです。
すると、1人あたり、いくらになるんでしょうか。
例えばですが、もしそれが、日本における30万円くらいにしかならないのであれば、何が言えるでしょうか。
そうです。
存在するすべてのおカネを合計しても、全人類が生存するのは不可能、と言うコトですね。
国によって通貨の価値は異なるため、日本を基準にしてみましょう。
すると、最低限の住居と食料と光熱費を確保するには、年収50万円や100万円では、おそらく難しいでしょう。
と言うコトは、日本の水準で1人当たり30万円くらいしかおカネが存在しないのであれば、この社会は構造的に、すべての人が生きられるようになっていない、と言うコトになります。
そして、実際には、そうやって全員に均等におカネが行き渡るわけではありません。
超高収入の人がいれば、低収入、無収入の人もいます。
はたして収入格差が仮にゼロになっても、そもそもこの社会は生きられるのか。
気になるトコロです。