AirTagとは
AirTagとは、これです。
これを例えば自宅の玄関の鍵にキーホルダーとして装着しておけば、鍵を紛失しても、その現在地を、iPhoneで知るコトができます。
ボクも使っています。
鍵を紛失するコトはめったに無いので、AirTagが役に立つコトもめったにありませんが、それはそれで良いわけです。
アラームの欠点
このAirTag。
実は、持ち主の手元から離れて8時間後から24時間後の間のランダムな時にアラームが鳴ります。
その理由はこれです。
セキュリティ上、必要な機能なんですね。
一方、デメリットがあります。
このアラーム機能を任意にオン・オフできないコトです。
他人のAirTagが自分のバッグに入っていた場合は、アラームのおかげで発見できますが、自分のAirTagのアラームが鳴るコトに特に意味はありません。
例えば、AさんとBさんが同じ家族だとしましょう。
Aさんが自分のiPhoneで家族みんなのAirTagを管理しているとします。
Bさんは受験生で、受験のために泊まりがけで自宅を離れました。
受験会場ではスマートフォンの電源をオフにするわけですが、AirTagには電源のオン・オフ機能はありません。
もしかしたら、試験時間中にアラームが鳴ってしまう可能性があります。
Bさんはそれを制御できないのです。
オフにするには、フタを開けて電池を取り出すしかありません。
実に不便なんです。
しかし不便だからこそ、セキュリティの向上につながるわけです。
今回はAirTagのデメリットについて書きました。
世の中の多くのモノはデメリットとメリットが表裏一体です。
便利になればなるほど、セキュリティは下がる。
セキュリティを上げれば上げるほど、不便になる。
うまくいかないモノです。