スマートフォン
スティーブ・ジョブズがiPhoneを発表したのが2007年。
あれから15年。
毎年のように新型iPhoneが登場します。
そのたびに、革新的では無い、と非難されるiPhone。
ボクは不思議に思うんですよね。
革新的なモノって、めったに登場しないのに、って。
家電
冷蔵庫とか加湿器とか洗濯機とかエアコンなど、白物家電を買うのって数年に1回くらいでしょうか。
ボクの場合、洗濯機は13年ぶりくらい。
電子レンジなんて20年超えてもまだ使っています。
冷蔵庫は昨年、買い換えました。
15年ぶりくらいですね。
様々なメーカーの様々な製品をじっくり検討するんですが、多くの家電って、毎年、マイナーチェンジしますが、ほとんど変わらないんですよね。
カラーバリエーションが変わったとか、ツマミやボタンの形状が変更されたとか。
大きな変更は5年に1回とか10年に1回くらいの感覚です。
型番の数字が1つ増える程度のマイナーチェンジ。
すっかり成熟しているのです。
トースターにしてもバルミューダがパンをおいしく焼く製品を出してヒットし、他社も追随しましたが、アレくらいのインパクトってトースター業界では数十年ぶりじゃないでしょうか。
それくらい変化に乏しいのです。
一方、スマートフォンの世界では、なぜか、毎年のように革新性が求められます。
はっきり言って、スマートフォンもすっかり成熟産業ですよ。
最初に、あのタイプのスマートフォンをスティーブ・ジョブズが発表したのが革新であって、それ以降のあらゆるスマートフォンはマイナーチェンジです。
今年は、iPhone 14シリーズが出ました。
iPhone 13シリーズからほとんど変わっていないと見る人が多いですし、その通りでしょう。
むしろ、この成熟業界、で1年でよくこれだけ変えたなと思うくらいです。
来年以降も、スマートフォンはほとんど変わらないと予想します。
2007年にiPhoneが登場したので、次の革新は、20年後の2027年頃でしょうか。
みなさん、それまでは期待せずに、他の白物家電同様、のんびり待ちましょう。
パソコンだって、この30年間、処理速度が上がるなどの高性能化はしましたが、革新はほとんど無いですよね。