大手キャリアと格安MVNO
ずーっとモヤモヤがあったので書いてしまいます。
最近流行のMVNOいわゆる格安SIM業者について。
確かに、一般のユーザーにとっては月額の料金負担が安いでしょう。
しかし、ボクのようなスマートフォンのヘビーユーザーにとってはどうでしょうか?
ボクはこのブログの記事を書くために、毎年、新型のiPhoneを購入しています。
ご存じの通り、ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリア3社は長期契約することを前提に端末価格を割り引きます。
なので、大手キャリアと格安MVNOを比較するのなら、毎月の料金と端末の価格の合計で比較しないと意味が無いんですよね。
例えば、6万円の端末を2年間使うのであれば、月のコストは2,500円。
これも考慮しないといけません。
それも考えて、なお、格安MVNOがホントに安いのかどうか。
ソフトバンクと楽天モバイル
ボクはこれまでに、ドコモ、NTTパーソナル、au、ソフトバンク、ツーカー、楽天モバイル、ウィルコムなど、数々の通信会社と契約してきました。
なので、どの会社で検証してもいいんですが、とりあえず今回は、ソフトバンクと楽天モバイルで検証してみます。
と言っても、大手3社はほぼ横並びなので参考になるでしょう。
ボクのように毎年、新型iPhoneを買い換えるのはレアなので、とりあえず2年に1回、買い換える、つまり、端末は2年間使うことを条件にします。
で、月のデータ通信プランは5GB、通話は5分以内の通話し放題プランとします。
機種は、いま最新のボクが使っている、iPhone 7 Plus 256GBとします。
- 新規契約
- 通話は5分以内で何度でも
- データ通信は5GB/月
- iPhone 7 Plus 256GB
ソフトバンクの場合は、端末込みの契約ですが、楽天モバイルにはiPhone込みのプランはありません。よって、iPhoneを別途、自分で買う必要があります。
端末価格は税込みで116,424円。2年で割れば、月に4,851円です。
では、まず、ソフトバンクを見てみます。
こちらのページで、上記の条件を入力します。
すると、毎月の支払額は、
9,570円
となります。
では、楽天モバイルはどうでしょう。
このページからシミュレーションします。
すると、毎月の支払額は、
5,150円
となります。ただし、さっき書いたiPhoneの価格4,851円を足すと、合わせて、
10,001円
になります。
結論
上記のシミュレーションはあくまでも現時点の話ですし、契約時のキャンペーンも考慮していませんが、とにかく、
- 新規契約
- 通話は5分以内で何度でも
- データ通信は5GB/月
- iPhone 7 Plus 256GB
と言う条件でiPhone 7 Plus 256GBを2年間使うのであれば、ボクにとって、ソフトバンクを使う方がコスト面で有利、と言うことになります。
実際には通信速度や店舗網、サービスの面でも、大手キャリアを使う方が有利な面がいろいろあります。
中古のiPhoneや格安のスマートフォンを使うのであれば、上記のシミュレーションと違って、格安MVNOの方がホントに安くなるケースもあります。
ただし、格安にはそれなりに理由があるってことです。