時間の使い方
1日は24時間。これはすべての人に平等。
なのに、人によって、多くのことをこなしたり、多くの仕事をしたり、多くのことを知っている人もいれば、そうでは無い人もいます。
それは、完全に時間の使い方と行動の違いです。
例えば、サラリーマンが毎日、通勤するのに電車で移動するとします。
電車に乗る時間が片道1時間なら、その1時間の過ごし方で、往復2時間の差が出ます。
1日に24時間しか無いのに2時間も差が出たら、経験値や能力に大きな差が付きます。
1年のうち250日通勤するなら、500時間です。
たったの1年間で500時間分の能力差、経験差が生まれます。
500時間の遅れを取り戻すのはほぼ不可能。
つまり、毎日の積み重ねが、人間のスキルの取り戻せない差となるのです。
電車でボーッとしている人、スマホでゲームをしている人、何らかの勉強をしている人。
この3人は、たったの1年間で大きな能力差になります。
ただのスキルの違いでは無く、意思や行動力そのものが違うので、単なる時間差以上の開きになります。
効率
以前にも書いた記事のおさらいになるのですが、かなり前なので、もう一度ここに書きます。
例えば、ボクは、ジョギングをします。
ジョギングにかかる時間は約1時間。
普通に考えればジョギングに行けば、その1時間は他のことに使えません。
しかし、工夫すれば良いんです。
例えば、ボクはジョギングの際にiPhoneを持ちます。
iPhoneのジョギングアプリで、経路や距離や歩数やカロリーなど、色んなデータが残せるからです。
しかし、それだけではありません。
iPhoneには読み上げ機能があります。
「設定」アプリの「一般」「アクセシビリティ」「スピーチ」と進んでみてください。
その中の「画面の読み上げ」をオンにするんです。
で、AmazonのKindleアプリの登場。
これにボクは大量の電子書籍を入れている、と今までにも書いてきましたね。
最近はほとんどの本はKindleで買っていますから。
テキトーに本を開きましょう。開いたら、画面の一番上から2本指で下にスワイプ。
すると、スピーチのパネルが登場。本の内容を音声で読み上げてくれます。
ウサギのマークを押せば、読むスピードアップ、カメのマークでスピードダウン。
ページめくりも自動です。
まあ、たまに訓読みを音読みしたりしますが、大きな悪影響はありません。
ジョギング中に、これを聞けば、ジョギングと読書を同時にできるんですね。
1時間でジョギング、1時間で読書なら、合計2時間。
しかし上記の方法なら、1時間でジョギングと読書の両方が可能。圧倒的に効率が良いんです。
さらに英語学習中の人なら、英語の書籍にすれば良いんです。
すると、1時間で、ジョギングと読書と英語リスニング学習の3つを達成。
こう言う工夫を日々、積み重ねることで、同じ長さの人生でも、経験量や知識量、行動力やモチベーションに大きな差が付くんです。
と言うわけで、時間が無い、時間が無い、と騒いでいる人は、まずはボクのようにテレビを捨てて、時間の使い方を工夫してみてはいかがでしょうか。
24時間に30時間分の経験をすることも可能ですよ。