iPhone 7 Plusを選択
この文章は、ボクがiPhone 7 Plusを手に入れて、じっくりといじってみた感想文です。
あくまでもボクの感想文なので、世の中の一般の人たちに当てはまるとは限りません。
先に、こう言うのを読んでもらえば、わかりやすいでしょう。
ボクが初めてiPhoneを手にいれたのは2009年で、iPhone 3GSでした。
それまでは昔の折りたたみ式携帯電話を使っていたんですが、iPhoneのあまりの操作性の良さに驚き、それ以来、毎年、iPhoneの新機種を買っています。
今年で8年連続8台目ですね。
個人的には外面的なデザインはiPhone 4Sが一番良かったと思っていて、iPhone 6以降のデザインはどちらかと言えば、「ブサイク」だと思っています。
それでも、操作性の良さはあいかわらずで、それをキープしながら機能が少しずつ増えていっており、慣れも相まって、非常によく使い込んでいる日々です。
その間に、Androidのスマートフォンやタブレットも、5台ほど使いました。
iPhoneを使ってからAndroidを使うと、Androidの多機能性に驚きます。
結局、緻密でスムーズな操作性のiPhoneを選ぶか、多機能なAndroidを選ぶかの選択になるんですよね。
ここでこう言う文章が登場します。
それと同じで、ボクは結局、操作性に優れるiPhoneを日常使用に選んでいます。
世界的なシェアでは圧倒的にAndroidですが、シェアとボクが感じる操作性の良し悪しとは何の関係もありません。
世の中の人たちの評価で選ぶのではなく、自分がどう思うかで選ぶわけです。
さっきの食べログの記事に書きましたね。
そんな意味で、どうしても、今もiPhoneの操作性がAndroidを上回っていると感じずにはいられません。
そして最新のiPhone 7シリーズ。
ボクは大画面が好きなので迷わずiPhone 7 Plus。
従来は単に画面が大きかっただけですが、今回はPlusのカメラ機能が圧倒的に進化したので、そう言う意味でもPlusを選びました。
そしてストレージは最大の256GBです。
ボディはマットブラック。
どうせケースに入れちゃうので、カラーやデザインはどうでも良いんですが、今回のブラックはなかなかシックで印象は良いです。
この「ブサイク」なデザインが目立ちにくいのもブラックの特徴ですね。
ホームボタンはiPhoneの伝統を捨て、ついにボタンでは無くなりました。
単なる丸い凹みです。
しかし、押してみると振動するので、まるで凹んでいるかのような感覚、買うまではそんな先入観を持っていました。
実際に、Macで体験済みだからです。
MacBookのトラックパッドはホントにすごいんです。
単なる板なのに、押すとカチッとなって、まるで凹んでいるかのようです。
それがiPhone 7シリーズにも再現されると思っていました。
でも、実際にやってみると、ブルッと言う振動。
あれ?
何か違う。
カチッではなくブルッ。
これだと他社のスマートフォンの振動と大して変わらない。
ちょっとガッカリ。
ところが、iPhone 7 Plusをデスクに置いたままホームボタンを押すと、全然違うんです。
ちゃんと、カチッとなります。
あ!これだ!
そうです。iPhone 7を硬い場所に置いてボタンを押せば、きちんとカチッとなるんです。
まるで凹んでいるかのように。
すごい。
でも手のひらに乗せてホームボタンを押すと、ブルっ。
なるほど。このメカは柔らかい物体の上では本領を発揮できないんですね。
確かにMacBookの場合はたいていはデスク上にありますね。
実際はiPhoneは手のひらで使うことがほとんどなので、残念ながら、ホームボタンの感覚としては従来機の方が圧勝ですね。
まあ慣れるしか無いですが。
音に関してはiPhone 7シリーズが圧勝。
と言うか、単にステレオになるだけで、これだけ聴きやすいとは。
iPhone 7シリーズを買った人はiPhoneを横に向けて音声を再生してみてください。
従来機とは比べものにならないほど、聴きやすいことに気づくと思います。
防水なのもいいですね。
今まで、ボクはiPhoneを防水ケースに入れて浴室に持ち込んでいました。
もうそんな面倒なことをする必要が無いだけでも大助かり。
今回、ボクが選んだのが256GBモデル。
大きいですねえ。うちのMacBook Airのストレージと同じですよ。
もはやiPhoneは小さな高性能パソコン。
前機種が128GBで、それでも十分なはずだったんですが、アプリを500本近く運用しつつ、毎日たくさんの写真撮影をするボクの場合、結局残り容量が10GB未満になることが多くて、いつもヒヤヒヤしていました。
今回からはもっと多くのアプリを同時に運用できます。
いくらクラウドが便利になったとは言え、やはりアプリをネイティブに実行するには本体の容量が必要であり、やっとここに来て、まともな運用環境になったと感じています。
それと類似する話ですが、今回からソフトバンクのギガモンスターと言うプランに加入しました。
月間20GBと言う通信量まで制限無く使えます。
従来は月に5GBまでだったので、なるべく通信しないように気をつけていましたが、それって本末転倒ですよね。
せっかくのスマートフォンの便利な活用方法をわざわざ制限するんですから。
これからは月間20GBの通信と本体の256GBの容量を活かして、今までとは段違いにアクティブにiPhoneを活用できます。
この記事を書いている時点では、iPhone 7 Plusのデュアルカメラを活かした「ポートレート」機能はまだ解禁されていません。いずれiOSのアップデートで対応する予定ですが、それは楽しみのひとつです。
あと、Suicaへの対応もまだで、こちらもiOSのアップデートでたぶん対応します。
これがボクにとって最大の楽しみです。
今まで苦労して来ましたからね。
Suicaへ対応してくれたら、もう、iPhoneの裏にカードを収納する必要は無くなります。
つまりケース選びが自由になります。
これまでの8台のiPhoneすべて、ボクはカード収納型ケースを選んで来ましたが、ついにそこから解放されます。
とは言え、今はまだ、iPhone 7 Plusの裏にカードを入れてるんですけどね。
ケースは今回はこれです。
非常に薄く、しかも少し柔らかくてカンタンにiPhoneを出し入れできます。
ストラップも非公式ですが付けられます。
あ、これは4.7インチ画面のiPhone 7用ですが。
このケースの裏に、磁気遮断シートとカードを入れてます。
あと、フィルムはこれです。
と言うわけで、まだいくつかの新機能は使えていません。10月下旬から使えるらしいので楽しみに待っています。
革新的では無い
正直言って、iPhoneはもはや革新的ではありません。
と言うか、そもそも革新的だったのはiPhone登場時だけで、それ以降は一度も革新的では無いですし、それは他社のスマートフォンも同じです。
単に、毎年の新機種が楽しみなだけです。
それは昔のケータイでも同じでした。
そんなわけで、Appleに毎年のように革新性を求めるのは、そもそも間違いでしょう。
歴史的にも、革新的だったのは数年に1回だけです。
地球上にパーソナルコンピュータと言う新マーケットを生み出したAppleIIと言うパソコン。
パソコンにグラフィカルユーザーインターフェースを導入した画期的なマシン、Macintosh。
パソコンの概念を変えた、iMac。
世界中の音楽の聴き方を変えたiPod。
携帯電話マーケットを塗り替えたiPhone。
タブレットを一般化し巨大市場を作ったiPad。
ほら、40年の歴史で6回だけです。
しかもその6回にはスティーブ・ジョブズが関係しています。
ホンダには本田宗一郎さんがいました。
パナソニックには松下幸之助さんがいました。
ダイエーには中内功さんがいました。
ソフトバンクには孫正義さんがいます。
カリスマ創業者がいる巨大企業は、その人がその企業のキャラクタを決めるので、いなくなれば、それまでです。性格は変わります。
まあのんびり待ちましょう。
いずれ、Apple以外にも、世界を塗り替える企業が登場するでしょう。